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技術士協同組合は1976年設立の文部科学省認可の事業協同組合です。



CEA:Consulting Engineers Associates

キャリア登録・参照

今澤伸次

会員関係者相互の理解と仕事に役立てるために、会員名簿および提供技術を用意しています。
技術コンサルタント業務や、各種研究会、技術評価などの仕事を、会員関係者相互の協力で推進に寄与することを目的としています。
名 前:今澤伸次

今澤氏ビデオ動画

生 年
最終学歴・学科名
主要資格(資格名、分類、レベル) 技術士(建設)
語学
主要業務経歴
専門分野
興味ある分野
コンサルタントとしての実績・受託業務内容 今澤氏はコンサルタント会社から独立して会社を興し、創業11年目、現在55歳になる建設部門の技術士である。
5年前に「新規開業技術士支援研究会」で発表した当時の状況から、5年を経過しての変化について説明があった。

5年前に行っていた仕事のうちで現在はほとんど行わなくなった仕事は、不動産業者、デベロッパーとの建築の仕事、工場・ホテル・飲食店関連の仕事、労働コンサルとしての仕事、技術フォーラムでの監査の仕事だそうである。
つまり、5年前に比べ、本来の専門である土木関係の仕事、建築設計事務所の土木の仕事、土木設計事務所の仕事が増え、開業当初行っていた建築関係の仕事は減っている、ということだそうである。
これは「選択と集中」の結果とのこと。創業したての頃は「なるべく幅広く」仕事をした。これは、実績を作るためと、とにかく仕事を確保するため。現在では、
 1.やりがいのある仕事
 2.実績を積むことができる仕事
 3.信頼関係を築くことができる得意先との仕事
 4.手離れが良い仕事
 5.資金回収の早い仕事
を優先しているそうである。

その結果として、現在の主な仕事は、1.道路造成河川砂防の設計、2.橋梁・トンネル調査・補修設計、3.事故原因調査、になったとのこと。主な取引先は、地方公共団体、NEXCO中日本、建設コンサルタント会社、建築設計事務所、ゼネコン、損害保険会社とのことである。

これまでの失敗例について説明があった。そのうち特に、「契約書を交わさないまま設計が始まってしまう」ケースや「社員のモチベーション変化に気づかず顧客クレームとなる」ケースは未だに改善が難しく、特に気を付けているそうである。

5年前に「独立の動機」として説明した内容は次の5点。
 1.ああすれば良かったと後悔したくなかった
 2.腕試ししたかった
 3.所属組織では自己実現できないと感じた
 4.経済的に自由になりたかった
 5.家内の理解が得られた
今振り返ると「独立して良かった」と思えるそうである。また、独立時や独立後に協力してくれた周囲の方々に感謝しているとのことであった。