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技術士協同組合は1976年設立の文部科学省認可の事業協同組合です。



CEA:Consulting Engineers Associates

キャリア登録・参照

増田和雄

会員関係者相互の理解と仕事に役立てるために、会員名簿および提供技術を用意しています。
技術コンサルタント業務や、各種研究会、技術評価などの仕事を、会員関係者相互の協力で推進に寄与することを目的としています。
名 前:増田和雄

増田和雄氏ビデオ動画
生 年
最終学歴・学科名
主要資格(資格名、分類、レベル) 株式会社ケーブラッシュ
語学
主要業務経歴
専門分野
興味ある分野
コンサルタントとしての実績・受託業務内容 増田氏は産業機械輸入専門商社である株式会社ケーブラッシュの会長を務めており、会社紹介や産業機械業界の動向、さらにはセールスレップビジネスの紹介をしていただいた。
 ケーブラシュはドイツのベルリン大使館に関係していた岡崎嘉平太氏たちにより1953年に設立され、今年で65年になる。対象商品は日本に無く、大手企業で作らない少量多品種の製造機械が中心であり、無段変速機、金属加工機、計測器などである。技術移転は1960年ごろから1980年ごろにかけて行われてきており、射出成型機は大手国内メーカに移転して大きな事業になった。また、成田新幹線用の常温超電導浮上リニアモータも導入したが、新幹線は実現されなかった。
 産業機械業界として、工作機械は1兆5千億円の市場で、プラスチック関連は2千億円の市場規模である。この10年ほどは国内市場は横ばいで、海外市場で増加している。これは最新の工作機械は海外工場で稼働しており、国内の製造業は古い機械が更新されず、日本の製造業の力がなくなって元気がないとのことである。日本の産業技術は、ベースは海外から導入して技術改良が中心で、新しいイノベーションがないという指摘があった。日本流の良い工作機械は実現できたが、標準化等で世界には通用しないものとなっているとのことである。
 ドイツは2030年にインダストリー4.0を完成する計画で、最近は日本に対して産業用ソフトやアイディアの売り込みが盛んであり、大使館等でセミナーなども開催されている。この辺りで技術の目利きとしての技術士の力を借りたいとのことである。