本文へスキップ

技術士協同組合は1976年設立の文部科学省認可の事業協同組合です。



CEA:Consulting Engineers Associates

主張提言

技術士の資格問題や、倫理上、運営上の課題など会員の皆様の意見や主張・提言を掲載します。



*** 由々しき事態に想うこと ***澤田雅之

日本技術士会の倫理委員会では、理事会で定めた「技術士倫理綱領」の周知徹底を図っていますが、技術士法第四章に掲げた技術士の三大義務・二大責務について、周知徹底を図っているとはとても思えません。「技術士倫理綱領」は、クライアントの信頼を得る礎には到底なり得ませんので、すなわち、独立開業技術士には使い物にならない代物ですので、専ら企業内技術士に向けられたものと思います(各企業の技術者倫理のモデルとして)。

この結果、誠に残念なのは、昨今の品質データの改ざんや無資格検査など、大企業の技術的不祥事の頻発により我が国の信用が大きく揺らいでいる由々しき事態に対して、企業内技術士が全く無力になってしまっていることです。倫理(道徳・モラル)としての「公衆の利益の優先」では、この事態に対して企業内技術士は殆ど役立ちません。もしも企業内技術士が、行政罰(技術士登録の取り消しなど)付きの「技術士の公益確保の責務」をよく認識して日頃の業務(名刺に「技術士」を表記していれば、日頃の業務は技術士業務です。)にこの責任感を常に反映していたならば、 技術的不祥事が発覚した場合の抜本的対策の柱として、「公益確保の責務」を負う技術士を当該セクションに配置した。」と会社が公言できるようになります。

この由々しき事態を契機として、企業内技術士に、行政罰(技術士登録の取り消しなど)付きの「技術士の公益確保の責務」をよく認識してもらうことが肝要です。将来的には、『我が社は「公益確保の責務」を負う技術士を◯◯人擁している。』と大きく掲げることが、企業のステータスと信用の証となっていけば実に理想的です。

なお、弁護士法や医師法では、弁護士や医師の業務独占を規定していますが、技術士法では、技術士のいわゆる業務独占は規定されていません。しかし、「公益確保の責務」を規定しているのは技術士法のみであり、他に類を見ません。このため、「公益確保の責務」は、技術士の責務独占と言えるのではないでしょうか。この折角の責務独占を、この由々しき事態の打開策として打ち出せないのが誠に残念でなりません。ここで打ち出せたならば、技術士の認知度や社会的存在意義は一気に向上したのではないでしょうか。

平成29年11月26日 澤田雅之

主張・提言 2017.11.23.森田裕之
私が技術士を受験したころ、1970年ごろの私の技術士資格に対する考えは、独立するためのパスポートだと思い込んでいた。
1973年の石油ショックで、勤めていた会社が潰れたおかげで、早速失業者になり、会社のユーザーから沢山の声を掛けられ、ユーザーに教えてもらって、コンサルタント契約を結び、会社員だった時より、忙しくて、技術屋としても面白い生活が送れるようになった。
技術士会に入ると、兵隊さんだった先輩や、就職なんかしたことないなどという、恐ろしく元気な先輩が沢山居たし、青年技術士懇談会という若手のグループ活動は、どうしたら独立できるんだという希望にあふれた、比較的若い連中が、飲み会のたびに気勢を上げていた面白い時代だった。
企業内の技術士は、独立した連中を何とか使ってやろうと、仲間意識をもっていたし、自分もいつかは独立してやるという、思い込みというか考え方が満ち満ちていたような気がする。
発展途上国だった日本の歴史の一断面なんだろう。

主張・提言 2017.11.13.森田裕之

私の技術士資格に対するイメージは、一人で乗っているボートの「帆」だと思っている。

会社とか派遣会社に属していることは、大きな船に乗っていることだろう、独立・自営ということは、一人で世間という大海原を小舟に乗って、生きていくイメージにぴったりである。

この時に帆があるのとないのでは、雲泥の違いがあり、一人のヨットでも世界を一周する強者が居るように、技術士資格の看板・帆を掲げて、独立・自営の小さな船が、大きな船に負けずに、動き回っているのは、爽快なイメージではないだろうか?

主張・提言 2017.11.1.森田裕之

JEF・日本技術者連盟の井戸田さんから、業務委員会での議論の時、独立した技術士が、キャリアー登録をしていると言うことは、潜在的な心理として、市場開拓の手段と考えてているので、JEFとして協力するから、JEFのホームページとリンクしたらどうですか、という提案をされました。
私は独立自営を考えている新人諸君が、普通の会社から人材派遣の会社に登録するというコースに、いささか疑問があるので、M/Lでも論じていたら、何人かの独立一人前の諸君からは、「100害あって一利なし」とか「人の褌で相撲を取る奴で、大嫌い」とか「なるべく付き合わないでやってきた」というメールをもらいました、これらはHPの会員のやり取りに載せておきます。
そうは言うものの、独立したら何事も「自己責任」で生きていくしかないのですから、キャリアー登録に情報を出したからには、派遣会社あたりからのコンタクトもありと、考えてください。

主張・提言 2017.10.25.森田裕之
主張・提言と言うほどのことじゃないが、新聞を賑わせている不祥事の会社の関係者やOBから、「実はーー」という話が聞けると、良いなと思っている。
巨大なビルに、シャープだとか東芝のロゴが光り輝いているのを見ると、多分何万人もいるであろう関係者には、うざったいというか気分悪いだろうなあと、同情してしまう。
評論家の副島隆彦さんの弟子グループの一員として、若い弟子仲間の政治的な分析によると、グローバルな企業の活動は、グローバルな政治的な動きに左右されており、まともで真面目なものずくりや市場開拓・販売の競争ばかりじゃないことが、あるようだ。

主張・提言 2017.10.17.森田裕之
タイミングの良いことに、独立・支援の会で、これから人材派遣の会社を任されたというF君の話を聞きました、40%ピンハネして当人には60%支払うと言うことでした、びっくりだね。
高い広告料を払って、会報の表裏表紙は、人材派遣会社の広告だもんね、独立技術士も舐められたもんだ。

主張・提言 2017.10.9. 森田裕之
私は、主張するわけじゃないが、独立以来意識的に、やらなかったことは、人材派遣会社とは意識してお付き合いをしなかった、つまり登録して派遣されたことも、派遣会社まがいの知人の会社への紹介、会社と会社のマッチングと称する仕事はやったことがない。
ついでにやったことがないのが、役所の補助金を取るとか、投資会社のアレンジなどもしたことがない。
技術コンサルタントの周辺には、色んな商売が渦巻いている、独立するとよりはっきり世の中が見えてくる、会社員をしながら、独立を夢見ているときとは、いささか異なる現実が出現するのだ。
こういう周辺の仕事に足を踏み入れる人が出るのは、無理からぬことで、誰も止めることはできないが、長いこと独立自営の技術コンサルタントの仲間と付き合ってきて、違う世界に行って出てこなくなる人が案外多いのです。

主張・提言 2017.10.2.森田裕之
最終の土曜日・9月30日3時ーは、JEFの会議室で業務委員会・世話役上野君があります、最近はJEF・井戸田さんの提案の、「アジアでのもの作くり教育を日本語で」というテーマを議論しています。
井戸田さんは日本語教育のグループとのお付き合いがあり、もの作りに関しては技術士が役に立つのじゃないかと考えて、我々に相談し始めた段階です、最近新聞にも出ていましたが、役所も産業界も、工業高専のシステムを日本のもの作りの基本教育として、アジア全般に広めたらという話が有力になってきました。
最近我々の会合に顔を出すようになった、東京高専の現役の先生の舘泉君が分厚い基本のカリキュラムを、コピーして配ってくれました。
私は、日本の工業高専のシステムが、アジアの国々の公教育に採用されるか、スポンサーによる私塾・私学になるのかは置いといて、日本のもの作り技術にあこがれる、アジアの若者にとって素晴らしいことだと思う、ぜひ実現してほしい。
技術士には、技術者教育に関わる仕事をしている諸君が沢山いる、興味ある向きはぜひこの最終土曜日の3時から毎月やっている、JEF会議室での業務委員会に顔を出してください。


主張・提言 2017.9.27.森田裕之

25日にPB研の見学会で、館林の千代田工業団地にある北海製缶のメタル缶と、プラ缶の工場に行き、見学と話をしてきた。

この容器屋さんは、容器の原料メーカーや内容物の原料メーカーと深い付き合いがあり、成型加工技術ばかりでなく、容器の表面処理、加飾処理など広い範囲の技術の集大成が、見学して判ってきた。

缶詰めの缶は、多分100年前の技術の延長線上にあると思っているが、発展途上の外国が簡単に真似をすることができない、積み重ねがあると言うことが、見学をしてよく分かった。


主張・提言 2017.9.15.森田裕之
12日には、周辺技術研の見学会で、横浜港にある日石の石油精製プラントの見学に行ってきました、その昔出来た頃に見学したなあと、案内されて思い出しながら、感慨深いものがありました。
当初からサウジからの重質油の処理プラントで、エネルギー用途以外に潤滑油など色々な製品が出来るので、世界的に競争力がある工場なんだと改めて感心しました。
エネルギー業界では,シェールガスのLNGや、ロシアからのパイプラインが話題によく上がりますが、グローバル世界で生き残ってきたことに感心すると同時に、宇部や倉敷にあるような、産業遺跡として観光地になるようなことはないのか、心配です。
ここの研究所には、現役の技術士・S君が居て、最近よく組合の会合に出てくるようになった、産油国との付き合いや、精製プラントの競争力など、グローバルな産油国・川上へのコンサルティング、発展途上国への、日本では出来上がっている川下へのコンサルティングと、独立・自営者の市場は沢山ありそうだ。

主張・提言 2017.9.4.森田裕之
月の第一土曜日には、独立自営の前・後の2人の人の話を聞いている、自分が独立したころに、一番役に立ったのが、先輩諸氏の独立・前後の話だったから、組合の活動を始めた最初から、毎月お願いして話してもらっている。
長年聞いていると、独立して立派にやっている諸君の沢山のドラマを、見てきたような気分になり、心が豊かになったような気分に浸れる。
昨日・2日にも、初めて参加したという人が何人か自己紹介してくれたが、世話役の菅野君に自己申告して、是非自分の独立への思いを、喋る機会を作るように、頼んでみてください。

主張・提言 2017.8.18.森田裕之
技術士資格者と言っても、立場は千差万別で、私のように30歳代前半から、独立・自営をしている人はあまり会ったことがないが、第一土曜日の独立・支援の研究会に参加する諸君からは、若い企業内の人、定年後のシニア、いずれの皆さんからも「先輩」として、一目置いてもらっているように感じている。
組合始めて以来やっている活動だが、最近参加者が増えて、いつも25−30名くらいの独立希望者が、長めの自己紹介をしたり、独立したばかりの先輩の話を聞きにやってくる。
技術士資格者のネットでのグループ活動というのをやっていた、特許庁の青木君とは少々の交流があったが、役所や会社の企業内の諸君とは、あまり波長が合わないことが判り、付き合わないことにした。
技術士会のグループ活動では、先日亡くなった本田直士先輩に引っ張られて、日韓技術士会議の委員をしばらくやったが、どうも相性が悪かったのか、行かないことにした。
稲門の後輩の原田敬美君がやっている、役所の監査の仕事をしている技術フォーラムにも、設立時から参加していたが、役所の監査はやったことがないし、最近会員にドレスコードなる難問を課してきたのをきっかけに行かないことにした。
こうやって書いてみて、自省してみると、私は技術士資格は独立・自営の手段であり、独立・自営以外の立場については、何も理解しておらず、独立・自営以外の立場を論ずる資格がないシニア・年寄りであることが、明確になった。
自分が年寄りになって、一番気になることは、年寄りが若い諸君の立場や行動に、善意でも、「おせっかい」や「お説教」「いちゃもんを付ける」ことである、後輩からアドバイスを求められたら、まあしょうがないとするが、考えたり・思ったりしているように、やって見なさい、位が良いと思うね。

主張・提言 2017.8.8.森田裕之
独立・自営の第一歩は「失業」だろう、飯の食い方は、退職金や年金、貯金や親の遺産等何でもいいが、借金だけは止めたほうが良い。

最初の顧客を見つけるまでは、技術士仲間の会合になるべく顔を出して、「独立・自営を始めました」とアピールすることが役に立つ。

技術士・専門家を探している会社は、実際に独立して業界で名前の知れている人に相談するのが、常識だからである。

顧客が見つかったからと言って、安心してはいけない、技術コンサルタント業者として生きていくには、複数の顧客・マルチクライアントを目指さなければならない。

顧客の同業者は勿論排除されるし、自分の専門の上流・下流、専門の隣接分野の会社が潜在的な顧客だ、このあたりも技術士の独立している先輩が頼りになるので、組合の研究会のスケジュールをにらんで、顔を出すことをお勧めする。

主張・提言 2017.7.24.森田裕之
JEFの井戸田専務が、サウジに原子力発電所を中国が本体、機器は日本、技術者は日本が協力して納めることになったことは、組合の諸君はいろんな会合で話題になったので、承知していることでしょう。
20日の見学会・新潟のイーグル工業・メカニカルシール・メーカーの工場見学でも話題が出て、日本の各種プラント、製鉄・化学・製油等々の機械・電機部品の世界での比較優位は圧倒的だという話になった。
これは、ポンプやコンプレッサー、モーターや配電盤というメーカーの技術が優れているということは勿論、プラント側・ユーザーの使い方・メンテナンスのエンジニアリングが優れているからだという、結論になった。
私はこれまでの見学で、千葉の宇部興産の高圧法・ポリエチレンの工場で見た、(伝説のメーカー)インガソールランドのコンプレッサーや、新潟鉄工所で世界のタグボートに搭載されているという量産していた、立型クランク式のエンジンの話をしました、100年前に輸入されたモデルが展示されていたけど、見たところ同じだったのが、印象的でした。
新しい分野に研究開発費をつぎ込んで、新規事業分野を切り開くのは、アメリカのほうが優れているのかもしれないが、古い技術でも競争に負けずに、市場で生き残っている商品・技術が案外沢山あるのじゃなかろうか?
自分の専門分野で、以上のような趣旨の製品を知っている人は、ぜひ、私に教えてください、工場見学のテーマにして、見学と会社の諸君と議論してみたい。

主張・提言 2017.6.8.森田裕之
独立・自営に関心のある諸君は、ぜひ第一土曜日の午後一に開催している、独立・支援の会に参加してみてください、同じような考えを持った技術者が毎回20人くらい継続的に参加して、独立前の人と、独立後の人の長めの自己紹介を聞くことにしています。
独立・自営のための教科書というものは、世の中にないし、誰もが状況が違うので、自分で考えるしかないのです。
私の場合、会社が潰れて、いやおうなしに独立・自営して、無我夢中でやってきましたが、後になって考えると、独立するには「最適の環境・条件」だったことが判ります。
勤めていた会社の川上・川下、つまり購入・購買のエンジニアリング、売り先・営業のエンジニアリングが、独立すると重要だったんだと気が付きます。
この会合に継続的に参加していた諸君が、いつの間にか独立していて、この会合がとても役に立ったと話しかけてくれる時は、先輩冥利に尽きる思いです。

主張・提言 2017.4.18.森田裕之
私は独立・自営を開始して以来、仕事の引き受け方=報酬の決め方は技術コンサルタントとして対応した。

新人の中には、私の言う意味が分からない人が居て、会社員の時と同じように、技術開発担当としての立場だったり、営業・市場開拓の立場に立ったり、顧客との付き合い方の範囲で、決めるのが常識だと考えているようだ。

最近新人から、自分の状況を説明した挙句に、いくら請求したらいいでしょうという、質問がメールされてきて、あぜんとした、当然、そんなこと知るかと返事をしたが、こういう連中こそ、5月の「独立開業セミナーにお金を払って参加したらどう?」と言ってやりたい。

主張・提言 2017.4.7.
独立・自営を希望する諸君のキャリアー登録のコピーが、世話人からメールされてくるので、必ず読むことにしている。
技術コンサルタントは、経験したことを中心に周辺の分野を加えて、顧客とお付き合いする仕事である。
会社で経験してきたことは、意識していなくても、独立後に自信満々コンサルタント仕事をやることができるが、私がお勧めしたいのは、会社に勤めている間に、会社の上流・下流、つまり仕入れ・購買先と販売・サービス先のエンジニアリングについて、勉強しておくことである。
会社を辞めてすぐわかることは、会社での経験の売り先は、同業他社ということになり、技術者の倫理に反すると世の中では考えられがちである。
せっかくやめて広い世界で生きていこうとするなら、誤解を受けないように行動したほうが良い。

主張・提言 2017.4.1.森田裕之
独立43期の期末も無事に終わり、ほっとしたところです。

プールに出かけても、何時も会う連中と、「今年はいつまでも、寒いねえ、桜はあと10日位かかりそうだね」と裸の会話をしています。

独立・支援の会合に参加希望する諸君が、ぼつぼつメールをくれる時期です、私はなるべく感想をメールして、会う前から先輩ずらをしています。

独立・自営の面白いところは、予想外の展開の連続であることが常識で、やる前に考えていたようには、まずならないのが、当たり前なんです。

ホームページにメンバーのキャリアーがファイルされていますが、ぜひ自分と似たような先輩を見つけて、自己紹介をして付き合ってもらうくらいの、積極性を発揮すると、大いに役に立ちます。

毎週の土曜日には、何かしらの勉強会をやっていますが、これも内容はともかく、参加して先輩方と知り合うことが重要です、見学会も同様です。

会合で一番大切なのは「自己紹介」で、出席者連中に覚えてもらうことが、何より役に立ちます。
別に派手でオーバーな自己紹介が印象的とは限りません、謙虚で地味でも、個性が感じられれば成功でしょう。

主張・提言 2017.1.7.森田裕之
私は何故かわからないが、大抵のことでは「少数派」を支持・応援することにしている、息子に言わせると、「親父は満州引き上げの2年間に、生きるか死ぬかの選択で、少数派に属したおかげで生き残って、帰国できたんだろう」と分析している。
9−11歳の頃のことで、自分では記憶にないが、無意識に少数派を支持するというのは、ただ事ではないことは、承知しているつもりだ。

独立してから、卒論の先生で仲人でもあった、自動制御の高橋利衛さんという早稲田の名物教授に挨拶に行ったら、お前に独立・自営なんてコンサルタントができるわけはない、困ったら就職世話してやるからいつでも来い、と言われて、大いに発奮した記憶がある。

私は、自分の性格が自分なりにわかってきたのは、かなり年を取ってからで、割と本能的に行動してきたような気がする。

私は、付き合っている会社の技術者に何かを提供するという気は無く、勿論競合する気もなく、その会社の少数派を探して、彼らを支持する役割が見つかると、その会社とうまく付き合えるような気がする。

そういった意味で、今回のアメリカの大統領選挙は、トランプの出現と同時に面白くなり、昔大いに付き合った、ミシガン、イリノイ、オハイオという製造業3州のことが、色々思い出されて、私の知らない東部や西武のアメリカと違う、中西部にスポットが当たったことも含めて、大いに楽しませてもらった。

*** リスクマネジメントとダメージコントロール?「もんじゅ」の見果てぬ夢 ***

夢の高速増殖炉を実現するはずであった「もんじゅ」は、12月21日に廃炉が決定しました。1968年の設計開始以来、半世紀近い歳月と1兆円超の予算を費やした国家プロジェクトは、250日ほどの稼働実績しか残せないままに終焉を迎えました。プロジェクトの運営に問題があったとしか思えません。

官庁の技術開発プロジェクトでは、その大小を問わず、最も問題となるのは「真のプロジェクトマネージャ」がどこにもいないことです。官庁のプロジェクトは、常に「組織対応」で運営されます。「名目のプロジェクトマネージャ」を含めプロジェクトメンバーは全員、「役職指定」されます。人事異動が幹部職員ほど頻繁(1?2年で別の「役職」に移り、プロジェクトから外れます。)であるため、プロジェクトに精通する暇がありません。これが原因して、「名目のプロジェクトマネージャ」の最も大事な役割は、「組織対応」のマネジメントを行うこととなります。具体的には、会合の開催や持ち回り決裁により、関係筋の合議(「あいぎ」と呼びます。了解と同義です。)を確実に取り付けるよう、その段取りを指導することです。

「組織対応」によるプロジェクト運営では、関係筋がそれなりに納得できる「落としどころ」を模索することが最も重視されます。多くの場合、「落としどころ」は「費用対効果」の説明振りに行き着きます。この「費用対効果」の説明振りに基づき予算が確保されれば、レールが敷かれたのも同然となり、この時点でプロジェクトの設置目的の大半が達成されたことになります。

このようなプロジェクト運営では、「費用対効果」を専ら追求するため、技術開発結果における信頼性や安全性の確保は二の次となりがちです。異常事象の発生抑止に向けた「リスクマネジメント」として、リスクを洗い出して事前に対処方策は講じます(マニュアルの作成とその遵守徹底が中心です。)が、異常事象が発生した場合の「ダメージコントロール」については、プロジェクトの眼中にありません。「リスクマネジメントの徹底により異常事象が発生しないように算段しているところ、異常事象の発生に備えたダメージコントロールについて算段することは論理矛盾である。」などと捉えがちであるためです。何よりも、「真のプロジェクトマネージャ」が元々いませんので、「ダメージコントロール」が成り立つ道理もありません。「リスクマネジメント」で事前にカバーしきれない異常事象の発生に際し、「真のプロジェクトマネージャ」が臨機応変にトップダウンで対処することが、「ダメージコントロール」には欠かせないためです。

官庁のこのような技術開発プロジェクト体質の悪い面が、高速増殖炉「もんじゅ」に如実に反映されたと思います。「もんじゅ」は、高速増殖炉の原型炉の設計・建設・稼動を通して、経済性や信頼性・安全性を確立していくことが目的でした。ところが、初臨界に達した翌年(1995年)に、高温で液状化した金属ナトリウム漏れ事故を起こして稼動を停止し、その後、2012年から2015年にかけて、非常用発電機などの重要機器の保安規定に基づく点検の漏れや虚偽報告が発覚したり、原子力規制委員会からの改善指示に真摯に対応しないなど、「リスクマネジメント」と「ダメージコントロール」の両方ともに失敗を重ねています。1兆円を投資した「もんじゅ」は、わずか250日ほどの稼働実績しか残せないまま今月21日に廃炉が決定しましたが、信頼性・安全性の確保に向けた「リスクマネジメント」と「ダメージコントロール」の方法論を全く見出そうとしなかったことは、1兆円の投資効果を台無しにしてしまったと思います。水や空気に触れれば爆発する非常に危険な金属ナトリウムを用いる高速増殖炉の研究開発において、「リスクマネジメント」と「ダメージコントロール」の意義と重要性を認識できなかったことは、官庁の技術開発プロジェクトに共通する「組織対応」によるプロジェクト運営の弊害を如実に物語っているのではないでしょうか。

平成28年12月25日 澤田雅之

主張・提言 2016.12.12.森田裕之
私は、自分が比較的若い頃、独立・自営という立場になり50年近く飯を食ってきたので、後進の育成というと、どうしても若い人向けの独立話をテーマにしてしまいがちであるが、考えてみれば、第一土曜日の定例会に参加する諸君の大半は、定年前後の年齢の人が大半を占めている。
これらの諸君は、経済的にはあまり食うに困らない恵まれた人たちで、独立・自営へのインセンティーヴが、基本的に若い諸君とは違っている。
10日の組合の会合の後の忘年会で、隣に座った岸君は、日立のOBで組合には早くから参加していて、しばらくぶりだったのでいろいろと話をしました、その結果、菅野君に以下のようなメールを出しました。

貼り付けー

岸君と話したのですが、彼にJSTやNEDOといった役所の技術関係機関への、契約や雇用に関して、独立支援の月例会で喋ってもらいましょう、大企業の定年後の技術士には、岸君みたいな生き方が参考になるんじゃないだろうか?

貼り付け終わりー

主張・提言 2016.11.25.森田裕之
工場見学が好きで、機会があれば出来るだけ参加することにしている、日本の国内で盛大に物作りをやっている会社に共通しているのは、ユーザー・発注者のエンジニアリングに、自社のエンジニアのかなりの部分を入れ込んでいることである。
見本市を見て回っても、機械メーカーはユーザーでどううまく使っているかというデモンストレーションが主で、言えばユーザーの稼ぎ方をコンサルタントするのが常識である。
最近気が付いたが、グローバル世界のユーザーを獲得して、30年前の国内だけの売り上げの、10倍くらいの売り上げになっているメーカーが、日本にはあるんです。
私が独立した70年代、80年代が日本の企業のグローバル化の時代で、当初は欧米の先進国、90年代からは発展途上国を含めた、企業の上流(売り先)・下流(仕入れ先)のグローバル化が進展した。
私のグローバル化での観察によると、共産・社会主義国のやり方は、あまりユーザー・発注者のことに興味がなく、多分意見など聞く耳を持たずに、作っているんじゃないかと思う。
ユーザーの好かれることを、よりどころにしている日本のメーカーが、世界を制しているのは、こんな理由かもしれない。

主張・提言 2016.11.1.森田裕之
森田裕之です、co2をエタノールに変換できるナノ・触媒の記事に関して君や化学会社のOB諸君との意見交換メールで、私が判ったことは、石炭や天然ガスは、そのまま燃料にしないで、液状の石油に安く簡単な方法で転換できれば、流通を含めて取り扱いが良く、応用分野も広がり、現実に世界中には、資源国にも消費国にも「石油化プラント」が存在する、ということなんだね。

私が若い頃は、石炭を焚いて走るバスが走っていたし、今でも少なくなってはいるが、ガスボンベを背負って走るタクシーもある。
沢山あった燃料も、発掘・運搬コストや公害処理コストなんかで淘汰されてきているんだね、液体が汎用性もあり一番強いんでしょう、君もそろそろ独立した技術コンサルタントの看板を出すんだろうから、今回私が意見を聞いた化学会社のOB・コンサルタント、内燃機会社OB・コンサルタントの機械屋の諸君と仲良くなって、グループ活動を始めたらいいと思います。

主張・提言 2016.9.27.曽我正美
アラビア・ペルシャ湾の大規模放射能汚染による水源の原料水である海水汚染・魚類等水産物汚染が想定されます。
この意味で、アラビア・ペルシャ湾近隣地域は原発保有の推奨される地域でなく、むしろ避けるべき地域と考えます。

エネルギー価格水準の上昇を好む方々の作戦のように思われてなりません。
原発は、1000年単位で管理できる技術になるまで、本来凍結すべきかと存じますが、
過渡的には自身の寡少な地域でかつ電療等エネルギー消費量の大きい地域で比較的原発管理技術の安定している地域への原発建設が、
国連等監視の下で推進されるべきかと思われます。

この意味で、我が国原発のグローバルな移設新設を積極化すべきと思います。その地域には前記アラビア・ペルシャ湾近隣地域を避けるべきと考えます。

近年、サハリンからもLNGがクウェートへ≪常時ではありませんが≫輸出されることもあるようになりました。
このことは、シェール革命時代において≪天然ガスを売り、石油を買う、このようにして相互依存を深める≫ことも検討されるべきと思われます。

例えば、「サウジアラビアはサハリンから天然ガスを買い、北海道へ売る。その利益によってサハリン・北海道天然ガスパイプラインを建設する。このことをロシア・日本と連携して企業化する。」
という時代になったという発想も可能です。

そうすれば「その応分量の日本向け原油輸出が減少し、サウジアラビア自身の発電燃料として石油を使うことが出来るようになります。」
サウジアラビアの原油販売先へロシアの天然ガスを販売し、サウジは自国向け石油を確保する、これが「サハリンの北海道向け天然ガス供給の最高シナリオ=サウジ原発を避ける方策」と考えます。

曽我

主張・提言 2016.9.5.森田裕之
土曜日・3日の独立・支援の会で、新しい諸君にお話ししたんだけど、独立準備には、自分の技術分野の整理や深堀よりは、半年後の業界、日本や日本を取り巻く世界の情勢はどう変化するのか、というような経済・社会情勢の予測をす本が、本屋には沢山出版されているので、なるべくいろんな筆者の本を沢山読んで、自分なりの未来予測を考えてもらいたい、これが独立してから一番役に立つ勉強です。
自分の専門分野の川上・川下の技術分野の技術士仲間を探して、友達になること、両脇の技術分野の技術士とも、ぜひ友人になって情報交換を怠らないことが、実際的な独立準備です。

主張・提言 2016.8.2.森田裕之
キャリア登録をするような諸君は、誰でも今すぐ「独立・自営」業に踏み切れるというのが私の意見です。
以下にプラ・ゴム成型加工の大手会社のK君に出したメールを載せます。

貼り付けー
森田裕之です、少し大きな話をします。
政治・役所は、インフレで日本を成長させようと、色々な施策を試みていますが、私は戦争のない未来は、デフレつまり原材料は安く、物価は安く、メーカーは過当競争から逃げられず、ユーザーは選択肢が広がり、発注者のエンジニアリングが世の中を動かす時代になると考えています。

さて君はプラ・ゴムの成型加工業界のユーザーの雄たる会社にいるのだから、成型機械や周辺機械のメーカーへのコンサルタントとしては、最適の人材であると、私は思います。
そういった趣旨で、技術入門の本を企画してみないか?対象はプラスティック製品のユーザー技術者が、成型加工会社を支配するための技術手段を提供する資料です。
貼り付け終わりー

勿論K君の会社は、立場から言えば、メーカーでありユーザーでもあるわけです、メーカーの立場ではユーザーの技術的意向をしっかり把握して、製品を提供するわけですが、ユーザーがそのまたユーザーに売るわけで、技術者とすれば関係する分野の技術の常識を勉強する必要がある。

私の言う技術者向けの本の企画は、原材料から最終のユーザーまでの技術者向けの本を作ってみようぜという提案である。

主張・提言 2016.7.3.森田裕之

第一土曜日の2日・独立支援の会は、独立一年目の小川哲也君・建設と、3年目の山本亮一君・応用理学の話を聞きました、15名の参加者は大いに参考になったでしょう。

山本君はAPP(プラズマ)の世話役をやってくれているので、富士フィルムに在籍中から付き合っているが、身が軽い、フレキシブルな人柄で、小田原に家があるのに、群馬県の団体や大学に居たと思ったら、神奈川県や横浜国大で仕事をしているという、神出鬼没で不思議な男である。

小川君の自己紹介は初めて聞いたけど、若者らしい、論理的なコンサルタント業の市場開拓を編み出して、参加者のシニア初心者諸君も、大いに役に立ったと思う。

独立・自営の第一歩は、一にも二にも「市場開拓」で、こればっかりは自分でやるしかしょうがない、自分をよく見つめて個性を打ち出して、潜在的な顧客をどう捕まえるか、私は一般的な方法論には、あまり興味がない。

今日の会合で私は、最近独立した微粒子の製造メーカーOBの吉原君をやり玉に挙げて、メーカーとユーザー、受注者と発注者のエンジニアリングと技術コンサルタントの立場について演説をしてしまったが、どうやらこのテーマは独立して1−2年たった諸君に、役に立つ話らしい。

主張・提言 2016.6.22.森田裕之

組合では、いろんなテーマで勉強会をやってきたが、ここで少し風呂敷を広げて、今年いっぱいくらい「日本国の生産性向上とはどういうことか」というテーマを議論してみたい、私が参加する会合では、必ず質問するつもりなので、考えておいてください。
最近、本屋に行くと田中角栄さんの写真が目につき、色んな本が出ている、角栄さんの復活が待望されているとしか思えない。
私が独立したころ、ちょうど「日本列島改造論」という角栄さんの著書が、カッパブックスから出ていて、技術士会の青年技術士懇談会では、この本の勉強会をやったのを覚えている。

主張・提言 2016.5.10.森田裕之
独立・自営の人は、誰の指図も受けていないことが条件だから、トランプが自前のお金で選挙戦を戦っているので、割にむちゃくちゃなことを主張している割には、国民の信頼が高い。

技術コンサルタントとのアナロジーでいうと、大きなスポンサーから沢山のお金をもらうよりは、マルチクライアントから少しずつもらう人のほうが、世の信頼が高い。

独立・自営のコンセプトをサポートする哲学は、アメリカ独立戦争に端を発していて、イギリスの植民地だったアメリカの農民・小企業の経営者が、最初に武器をもって、イギリスから派遣されていたガヴァナー(州知事)に戦いを挑んだことからリバータリアンと呼ばれ、政府・役人・税金はなるべく少なく、指図されない自主・独立の人を増やすことが基本的なイデオロギーになっている。
今でも共和党の一部に茶会党・ティーパーティという名前で、生き残っているグループがある。

技術士は、設立の頃は野武士の会と言われたように、失業者の群れから技術者が始めた独立・自営のグループ活動であったが、発展途上国だった日本の役所に取り込まれ、税金・シビル関連の仕事で役所をサポートする役割を果たすことになり、先進国になった現在でも、欧米とは違う形態で推移している。

主張・提言 2016.4.23.森田裕之
独立・自営の技術士の組合活動という原点から言って、独立支援のイベントをやることが、一番重要な年中行事になっている。
誰でも会社を辞めて、自宅や事務所を借りて看板を出し、登記所や税務署に届けを出せば、形式的には独立できる。
私の場合は、勤めていた会社・メーカーがつぶれて、いやおうなしに独立したが、ユーザーから声がかかり、最初から運よく数件の会社とお付き合いができた、先輩たちを見ていたので、自分なりのコンサルタント料のルールを作り、食えるようになった。
勤めていたり、一軒しかお客がいないのは、独立しているとはいえなのじゃなかろうか?
最近になって初めて読んだ、村上春樹の本によると、彼はコーヒーとマラソンが大好きで、喫茶店を開いて、何とか食えるようになったので、マラソン大会に参加して、小説を書き始めた、ということだ、私は独立・自営というのは、そういう気分なんだと言いたい。
もう一つ独立・自営の不可欠な点は、マルチクライアントということかなあ、多くの収入源と言ってもいい、年金も親の遺産も役に立ちます。
お客が沢山になれば、一軒当たりの支払いを減らしてもらってもいいと思います、私は何回か経験があります、そうすると、気分としての自由度がアップします。
私は会社員の時でもそうだったけど、他人から指示されるのが嫌いで、何でも自分なりのやり方でことを進めてきました、最近あった「ドレスコード強制事件」などは、言語道断です。
不思議なことに、独立・自営業者は仕事の上での競合・バッティングというのがありません、組合のいろんなグループ活動を見てきて、同じ業界での競争みたいな話は聞いたことがありません、ほかの独立・士業との違いですね。

主張・提言 2016.3.26.森田裕之
多分、名刺交換はしたんだろうけど、「森田さんの専門を登録すると、仕事が斡旋されます」という趣旨のメールが送られてきて、継続的に励ますような、仲間のようなメールを送ってくる人がいる。

私はあまりこういう人とは付き合ったことがない、技術士協同組合でも、色んなグループ活動をやっているが、伝統的に新人に組合の活動に参加してくださいと誘うことはしていない。

独立・自営ということは自分の意志でやることで、誰かのためにやるわけじゃないし、なんかの組織のためにやるわけじゃない。

長いこと勤め人を経験した人が、定年になってからも、何かの組織に属したい気持ちはわからないわけじゃないが、何からも、誰からもインディペンデントであるという突き抜けた自由を味わうと、やめられない商売だと思うんだけどねえ。

主張・提言 2016.3.1.森田裕之
最近本屋に行くと、田中角栄さんに関する本が、色々出版されていて、見直されているんだということがよくわかる。

私が、技術士を取った頃、青年技術士懇談会というグループ活動の中で、日本列島改造論・田中角栄著を勉強する独立志向の勉強会ができて、シビル関係の諸君との付き合いが始まり、大いに面白かった。

3月19日の午後、米森君世話人のガスボンベのプラスティック化研究会のキックオフミーティングをやろうということになっていて、これはこれで面白そうだが、ガスのパイプラインというインフラが整備されている都市に住む我々には、ピンと来ないテーマで、パイプラインの無い過疎地や発展途上国での工場・住宅での熱需要や電力供給に、液化ガスをタンクローリーやボンベで運搬している地域の作業者の労力低減のテーマなのだ。

私は、ボンベのプラ化の研究がスタートしたら、角栄さんに倣って、日本列島を世界最強の比較優位の島に実現するための、技術テーマ、日本国中を新幹線網(人間)、日本国中に河川の改造による運河(物流)、パイプラインネットワーク(エネルギー)などについての勉強もぜひスタートさせたい。


主張提言  2016.2.5.森田裕之
私は1970年に技術士試験に合格したのだが、これは独立の手段であるとしか考えていなかった。
青年技術士懇談会というグループに入り、月例会に出るようになると、独立したい人がグループ内グループを作り、独自の活動をすることになり、独立のやり方は誰も教えてくれないことも判ってきたので、独立している先輩方を訪問することにして、毎月先輩方の自宅訪問を続けた、これが一番の勉強になった。

昔も今も、会社員の技術士は技術士と名乗ることもおこがましくて、最近でも杭の問題でも、防振ゴムの問題でも、社会人として公益・public welfareを守ることが全然できていない。
技術士会でも、会員の8割がたは会社員だと思うが、こういった問題が議論されたということを、聞いたことがない。

組合は、会社員のOBではあるが、独立した人ばかりなので、外部の人、例えば日本技術者連盟・JEFの井戸田専務あたりに、同じ技術士としてどう思っているのですかと、聞かれあこともあるが、答えに窮している。

先進国の中では、日本の雇用制度は欧米と全く違っていて、技術士資格も独立・自営の手段になっていない、これは私が若い時におかした大きなミステークであった。

とはいうものの、独立して40数年やってくると、同年配の連中が暇つぶしに苦労している年金老人になっているのに比べれば、独立・自営を希望する後進の育成に、色々な勉強グループを提供する協同組合の運営に頭を使うのは、まんざら悪くない老後の過ごし方じゃなかろうか?

主張提言 2016.1.22.森田裕之
私の独立・自営の理由は単純で、人に指図をされるのが嫌い、だからである。

振り返っていつ頃そういう性格になったのか考えてみると、満州から引き揚げの時に、8−10歳のころ2年ほど、今の福島の被災者のような、学校の体育館に住むことを余儀なくされた時の経験に原因があるのじゃないかと思う。

冷静に考えると、私自身も人に指図するのはなるべくしないほうが良いのじゃないかとは、いつも考えてはいる、ただ年齢的に、どこに出かけても最年長になり、乾杯の音頭をとることを求められるシニアなので、指図がましいことを述べては、内心後悔することが多い。

40年以上前に勤めていた会社の頃の、部下だった後輩と会うことがあるが、私はなかなかいい上司だったらしい、1973年に会社が潰れたとき、40人くらいいた部下の再就職を、あちこちの知り合いの会社にお願いして、一段落してから独立・自営の挨拶状を配ったのは、今考えてもなかなかかっこよかったんじゃないだろうか。


旭化成建材の手抜き杭打ち事件
                          2015.10.23.    奥野浩智

今回の旭化成建材の杭打手抜き事件は、まったく以って言語道断な事件であるが、事件に関する各新聞で報じられている国土交通省や業界の反応の幾つかは、いささかナンセンスだしピントがずれていると思う。

まず第一に調査・検討すべきは、建物、構造物の安全性であろう。
旭化成建材が施工した約3,040件のデータを報告させ公表しても、住民、国民の安全や安心の判断には殆ど役に立たないだろう。何故なら、杭打ち業者は、何も旭化成建材の1社だけでは無いのだし、又そこで公表される今迄の記録されたデータは、基準を満たしているというデータでしか無いだろうから。
やるべきは、杭が岩盤に達していないとされる建造物に関して、その状態での耐震性を、計算シミュレーションさせ、安全性の確認をすべきだろう。もし、耐震性に問題があると判明すれば、岩盤に届いていない杭の地盤にコンクリート等を流し込むなどして耐力を確保させる事も可能であろうし、また建物、構造物の補強などもさせるべきである。
 
第二に、「このような不正を防ぐのは難しい。管理のあり方を再検討しなければ。施工者のモラルに懸かっている」というような業界からの意見が出てが、そんな事ではなくて、管理体制として、言うなれば、製造ラインから出てきた「もの」が、そのまま出荷される様な事になっているのが、問題なのである。
「物」を製造する工場では、プロセスが決められた条件、手順通りに行われているかどうかは、職長、係長、課長のラインで管理はされている。しかしだからと言って、生産された「もの」がそのまま出荷される事はない。それでは品質管理は不十分なのである。必ず、検査・品質管理部門があり、全数又は抜取り検査が行われて、出荷されるのである。(品質検査を誤魔化した東洋ゴムのケースは論外であって、それこそエンジニアのモラルの問題である。)
従って、今回のような杭打ち工事の場合も、チームの中にデータ管理者と称する要員がいても駄目なのである。別の検査、品質管理部門の人間が存在して、打込み作業が完了してから、あらためて打込まれた杭に力を掛けてみて、その抗力などを検査すべきなのである。製造工場では当たり前の管理体制が、この業界には無かったということである。
 
第三に、三井不動産は、「全棟、立替を前提に対策を考えている」とのことだ。その場合の費用、住民が蒙る影響を考えると、全く馬鹿げている。
上記第一で述べたように、安全性を確保した上で、今回事件での商品価値下落の補償を考えるのが、最善だろう。現実に、裁判所では建築調停事件で数多く取り扱われている。安全が確保された上での、数十m長に対して数cm程度の沈下による傾きを生じた建物の瑕疵についての調停案件は、全棟立替などに比せば、容易なのではないか。 

主張・提言 2015.10.7.森田裕之
「反面教師」

私は、いわゆる企業内技術士と称する諸君の問題に、顔を突っ込むつもりはないが、独立・自営を支援する会合に参加する諸君の中に、名刺を2枚くれる人がいる、現在勤めている会社の名刺と、技術士事務所の名刺である。
契約した会社の名刺と、自分の技術士事務所の名刺のこともある。

そのうち会社は辞めるから、とか、今は端境期・モラトリアム期間で、そのうち独立するから、仲間内だしという気軽な気分で名刺を配っているのだろうが、私の感性から言うと、いただけない奴だと思ってしまう。

私には、技術士資格をとって技術士会に出かけたころに、会社員が自宅の技術士事務所の名刺を作って、お互いに「先生」と呼び合っていた光景をたくさん見て、うんざりして、会員としては継続したけど、あまり技術士会には寄り付かなくなった歴史がある。

今でも、技術士会やグループ活動を、会社を辞める前の資金稼ぎ・アルバイトを提供してくれるところだと、勘違いしている奴が、大勢るような気がして、気分が悪くなるので、あまり考えないようにしている。

最近の独立支援の会で、昔懐かしい私の「反面教師」の自己紹介を聞いて、技術士会は変わっていないんだと思った。

主張・提言 2015.9.8.森田裕之
組合発足以来の第一土曜日に開催している、独立支援の会の参加者がいつも20名くらいの盛会である。

自己紹介を聞いていると、団塊の世代の定年前後の会社員がほとんどで、専門領域以外には、あまり個性が感じられない。

世の会社も、パートで雇って、即戦力になるシニアの技術者のニーズはあるものだから、我々の活動も、うっかりすると、シニアの人材派遣業という活動になるし、独立支援の会に参加する割には、派遣を期待する参加者も居るように感じている。

専門技術者のニーズに答えながら、技術コンサルタントの仕事にしていくことは、沢山いる先輩から直接・間接教えてもらうしか、モノにならないことを、参加した諸君は勉強しなくちゃいけない。

若くして独立すればいいというものでもないが、私自身のことで考えても、勤め人に向いていないとか、試行錯誤の時間がたっぷりあるとか、有利であったことは確かだと思う。

主張・提言 2015.7.4.森田裕之

組合始まって以来の第一土曜日の定例会で、独立したばかりの人、これから独立する人の話を聞いたあとで、私は技術士仲間のマイナス面を思いつくままに、論じました。

今中国から引き上げてくるのに、四苦八苦している産業界のニュースに事欠かないが、これまで数十年にわたって、中国に技術移転の仕事・技術教育の仕事をしてきた技術コンサルタントや大学の先生は、責任を感じていないのか?と言う疑問。

オリンピック競技場の設計のコンペの審査員は、技術屋として推薦した責任は無いのか?

お金の取れない仕事を「ボランティアした」と言う非常識は度し難い、ボランティアと言う言葉を何だと思っているんだろうね、恥ずかしくないのか?

自宅以外に事務所を構えることが、事業の実態だと勘違いしている技術士が多い、長い目で見てこういう馬鹿な連中は消えてなくなっている。

主張・提言 2015.6.23.森田裕之

最近、独立・支援の会合に出てくる人の自己紹介を聞いていると、シニアのなかに、故郷に帰って暮らしてみたいと言う人が、3人に一人ぐらい出てきた。

発展途上国だった日本の田舎の秀才は、東京の学校を卒業して、東京の会社に就職して、近郊に家を買い、子供を育て会社を引退して、さてどうしようと言う所である。

ところが、ごく最近の独立・支援の会合には、福岡、神戸、名古屋、山口などの地方の若い技術士から、独立したとか独立したい、と言う自己紹介が相次いであり、びっくりしている。

どうやら、最近の地方の秀才は、東京の学校を目指すことなく、地方の大学を出て、地方で就職をするのが、本命のようである。

成熟した先進国である日本は、政治的にも地方分権に行かざるを得ないだろうし、大抵の所は日帰り・一泊で往復できる、コンパクトで便利な国なのだ。

組合でのグループ活動も、地方の技術士諸君とのコンタクトを、意識的に増やして、仲間意識を拡大して活動するように、やってみようと思う。

主張提言 2015.5.26.森田裕之

私は、独立・自営の技術者にあこがれて、その手段として技術士資格を採り、35歳くらいから自宅で、技術士事務所を経営してきた。

数年たって余裕が出てきた頃から、仲間を誘って、後進の育成のために、組合の設立を思いつき、独立している先輩に奉加帳を回して、1976年に技術士協同組合を作った。

以来一貫して、第一土曜日の月例会は、独立・自営の先輩が、独立・自営の希望者に、自分の経験を語ることになっている、また年に一度は希望者の話を先輩が聞いてコメントする、と言う行事も行っている。

弁護士や弁理士のような定型業務が無い技術士の独立の内容は、千差万別で個人差があり、一般的な話は無く、希望者は出来るだけ色々な先輩の話を聞いて、自分なりの独立・自営を始めるしかない、これが嫌なら独立なんかやめたほうが良い。

世の中では、役所も会社でも、技術士はある分野の専門家・エキスパートであると認識されており、問題解決のために『独立技術士」の仕事が発生する。
この問題解決のやり方にも、個人のキャラクターがあり、定型的でない、ここが技術士の仕事の一番面白いところで、誰も教えてくれない、考えどころである。

主張・提言 2015.4.22.森田裕之

独立を志望する新人諸君が一番先に目に付くのが、会報の広告にある、人材派遣・紹介の会社だろう。

私は、経験が無いので、どういう付き合い方があるのか、判りません、昔はシビルの諸君の分野での資格者をそろえる必要がある会社の紹介・情報だろうと、思っていたが、最近の新人の話を聞くと、人材派遣のシニア版ということらしい。

専門分野や経験・キャリアーを登録して、会社に見つけてもらう、気に入ったら契約する、と言う流れなんだろう。

私は、JEFのhttp://wkx21c.org/ に出品している会社を見学して、面白そうな会社に自分のアイデアを提案して、実現のためにコンサルタント契約をするという、市場開拓のやり方をやる人が居ないものかと、はっぱをかけたい。

主張・提言 2015.3.8.森田裕之
言うまでもないことだが、技術コンサルタント業は『サービス産業」に分類されている。
技術士を取る諸君は、おおむね製造業出身が多い、だからサービス業者としての立ち居振る舞いに、どうしても齟齬をきたすことがある、自覚してもらいたい。

お付き合いする会社の技術者の「上司ではない、先輩でもない、競業しない」のが、正しい態度である。

一番嫌われるのは、上から目線のえばる人だ、私は仲間内では多分技術コンサルタント経験が一番多いシニアだから、仲間内ではえばりくさっているが、世間では普通の爺さんである。

私は70年代に独立して80年代までアメリカの仕事を沢山したが、日本人からお金をもらえる仕事しかしていない、最近ではアジアに出かける諸君が大勢いることは、知っているが、日本人からお金をもらえる仕事に限定した方がいいと思う。
あるゼネコンの元海外担当の後輩から聞いた話だが、仕事はしたけどお金が払ってもらえない会社がごまんとあるんだそうです。

主張・提言 2015.1.8.森田裕之
40年以上『独立・自営」を主張してきたお陰で、沢山いただく年賀状に、自営を始めたとか、自営をやめて勤めに戻ったとか、自営を引退したとか、独立・自営にまつわる自分の状況を書いてくる人が多い。

半分くらいが、元気にやっているという賀状で、3分の1がようやく軌道に乗った、3分の1がもう辞めた、というくらいの割合である。

私が気に食わないのは、「技術士資格は独立の役に立たなかった」、「地方に住んでいると独立の機会に恵まれない」、「日本の会社はソフトに金を払わない」、などなど、自分以外が悪いので、うまくいかなかったというへ理屈を書いてくる人が居ることである。

私は、会社員と名刺交換をして、技術士資格を書いている人に、会社を辞めて独立しろよと言うことを、常套句にしている男だから、やってみたけどまたサラリーマンに戻ったなどという知らせを貰うと、くやしい。

若い人のほうが、試行錯誤をする余裕があるので、結果的には成功率が高いんだと思うが、定年で退職金を貰い、年金もある人は、余裕があるだろうから、簡単に看板を下ろさないで、粘って続けてほしいな。

主張・提言2014.11.14.森田裕之
技術士が専門分野の技術のエキスパート・専門家であることは論を待たない、そのなかで協同組合のメンバーは『独立・自営」の技術士のグループであり、それぞれが業者としての看板を掲げて飯を食っている。

私は1973年から独立・自営を始めたが、当初の3−5年くらい、色々試行錯誤をした結果、私なりのビジネス・モデル(というほど大げさなものじゃないが)を見つけて、以来40年くらいやってきた。

最近会合に参加する諸君は、私と組合のメンバーの共著「技術士・独立自営のススメ」も読んでいる人が少ないことに気がついて、本を買うことと、本には書かないけど、私なりの新人の陥りがちな考えに「軽いパンチ」を与える話をすることにした。

会話なら記録に残らないし、きわどいことも喋れるんじゃないかという『思いつき」でもある。
新人と言っても、社会人としては、定年に近い中高年諸君が相手なので、結構気を使うし、色んな会合があるので、聞いたことがある組合員諸君も多いことだろうが、なるべく多くの技術士諸君が、技術コンサルタントに転進できるよう、飽きずに喋ることが、先輩としての役目だろうと、覚悟を決めている。

主張・提言 2014.11.6.森田裕之

技術士をとるような諸君は、勉強が大好きなんだなあとつくずく感じている、先日の会合でも、講師の平田君が家族のために保険や株に投資しているとか、海外の仕事の役に立つと考えて英語の勉強をしていると説明していた。

私の勉強好きな諸君へのお勧めは、政治・経済の勉強をしたほうがいいと思う、私の経験では、コンサルタントの重要な知識・判断力の源は、2−3年後の自分の業界、日本・世界の政治・経済の状況がどうなっているかの、自分が考える予測である。

私は、1973年の独立・自営を開始した頃からの、評論家・長谷川慶太郎さんのフアンであり、20年来の副島隆彦さんの門下生である。
こういう先生と思う人の意見を100%信じているわけではない、長く付き合うことに意味があって、自分の意見・判断を形成するためのデータといったものだ。

私自身は、仕事でこれからグローバルな世界への対応(海外の仕事)をする気はないが、これからの諸君は多分出て行かざるを得まい、中国という強烈な吸引力のある国とどう付き合うのか、というのが日本国や若い技術士の諸君の大テーマである。

JEFの井戸田さんあたりのフィルターを通して、外国と付き合うあたりが正解じゃないかと今の所考えています、興味ある諸君は第4土曜日の午後3時ー5時の業務委員会で、技術コンサルタントのグローバル問題を議論しよう。

主張・提言 2014.10.30.森田裕之
TVで秩父の和紙が話題になっていた、伝統技術の後継者がいないといういつもの話である。
私のコンサルタントとしての直感では、和紙のユーザーの開拓が先にあるんじゃないかと思う、『発注者のエンジニアリング」という立場を、どうやって作るかが,課題だと思う。

中国からの密漁船による、赤い珊瑚の乱獲がTVで問題になっていた、これなんかは3−Dプリンターで簡単に出来るのだから、密漁の意味をなくせばいい話じゃなかろうか?

主張・提言 2014.10.4.森田裕之
技術監査をやろうと言うことで作ったNPO・技術フォーラムの顧問をお願いしている、会計監査法人の理事長の川田・会計士に教えてもらったが、グループ活動では若手の新人が企業の監査を引き受けて、ベテランがコンサルタントを受け持つ役割になっている、との事でした。

弁理士でもある組合員の尾崎君は、出願書類の作成が表の看板だが、稼ぎはコンサルタント業務にあるんだと、教えてくれた。

機械設計と言う専門分野での技術コンサルタントの話は、国井君が12月の例会で話してくれるはずです。

新人諸君は、先輩の話を咀嚼して、自分のケースを試行錯誤してほしい、専門家・エキスパートだけが、やり方次第で技術コンサルタントになれるんだ。

私が40年近く、「技術コンサルタントの世界」と銘打って、協同組合をやってきたのは、技術者の成れの果てとしては、悪くない世界があるから、なるべく早く若い諸君に気がついてほしいのだ。

主張・提言 2014.9.26.森田裕之
毎月、第一土曜日の午後には、独立・自営を希望する諸君の自己紹介を聞いている。

私の独断による分類では、これから試行錯誤で苦労しそうなのは、技術士=エキスパートと考えている人たちである、会社が技術の専門家=エキスパートとして扱うので、本人も周辺もそう思ってきたのだろう。

私は技術士は現役の技術の専門家であることを、否定しないし、ある意味正しい姿であると思っている。

ただ私が長年主張してきた、技術コンサルタントの世界は、問題解決のプロセスがエキスパートとは少し違う立場なのです、技術士は自分が解決者ではなく、会社の技術者がどうしたら問題解決できるようになるか、問題点を発見できるようになるかを、考えて提案する役割=サービス業者だと思います。

そういった意味では、先日の渡辺君の言う『なんとか法」なんかは、問題点の発見や解決の手段として、コンサルタント業の市場開拓の手段になるかもね。

「契約するまでが仕事」とか、『一軒からあまりお金を貰うな、マルチクライアントを目指せ」とか、私がくどいほど新人諸君に教育的発言を繰り返すのは、最近何人かの後輩諸君から、『森田さんに言われたことがよくわかるようになりました。」という、一人前の技術コンサルタントに成長したなあと思わせる話を聞いたからである。

主張・提言 2014,9.3.森田裕之
ある程度の年配の人の意見は、その人の経験に基ずいているから、私はなるべくよく聞くことにしている、若い人のどっかで聞いたことの有るような意見には、一発かますのが趣味で、無理やり反対意見をでっち上げることもあり、我ながらいやみな年寄りだと、自覚している。

インドの首相がTVで演説しているのを見ていて、ふっと気がついたが、アジアでは過去のいきさつから、日本が好きな国と嫌いな国に分かれているんだ、と言うことだ。

勿論国民の中には、好きな人、嫌いな人、良い人、悪い人、あらゆる意見があるに決まっているが、国としての日本に対する対応は、この二つに分かれている。

私は、メリット、デメリットと言うような理屈の議論には、興味が無いし、政治的に有利、不利なんていうことがわかるはずがないので、日本は素朴に好かれている国と付き合い、好かれていない国とは疎遠になる、ということでいいのじゃないかという意見である。

組合では、あらゆる会合で、私の好き嫌いの国についての意見を述べているので、ここでは言及しません。

主張・提言 2014.8.23.森田裕之
年に1-2回、同期の連中に会いたくなる、別に改めて面白い話が出てくるわけではないが、彼らは、ある意味では、私自身を客観的に見せてくれる唯一の対象である。

物忘れのエピソードや、怪我をして直りが遅い話、故郷と縁を切る話、墓の話、4-50歳で死んだ連中の話、銀座で一杯飲んで、機嫌よく散歩して別れる。

こういう会合も、年季が必要で、なるべく若い頃から機会を見つけて、呼びかけることをお勧めする、シニアの世界の広がりは、シニアになってからじゃ遅すぎるかもしれない。

主張・提言 2014.7.6.森田裕之
あまり大きなテーマや、外国由来の方法論を看板にすえたコンサルタントは、案外なが続きしないで、消えていくのを沢山見てきた、以外に大きなテーマは、いつの間にか消えたり、ひっくり返ることがある。

看板の付け替えや、方針の変更を甘く見てはいけない、結構時間がかかるものである。
暫くぶりに組合の会合に顔を出した仲間が、昔と全然違うことをやっているらしく、話が継がらないので、驚くことがある。

私はプラスティックやゴムの加工業界で50年以上飯を食ってきているので、見本市なんかでたまに会う程度の付き合いを含めて、4つのグループ(原材料、加工、周辺機器、社長連中)が出来ている。

技術士協同組合も40年くらいやっているので、100人くらいの独立・自営の技術士諸君とは仲間意識が強い。

組合を始めた時から、後進の育成(若いくせに生意気なテーマだった)ー若い技術士に独立を薦めるーと研究会の運営しかやってこなかったので、人数的な発展は無いが、他の技術士のグループ活動とは違うと言うことで、満足している。

主張・提言 2014.7.1.森田裕之

「少数派を目指そう」
私のケースでは、100人の技術系卒業生で、若くして独立したケースは3−5人くらいだろう、いずれにしても少数派である。

少数派で生きていくには、少数派の存在価値が無いことには、干上がってしまうだろう、全体主義の国、専制国家、宗教国家などには、少数派の存在は許されていないと思う、民主主義で少数派の意見を聞いてもらえる、現在西側先進国といわれる国にしか、私は生きていけないと思う。

私は、日常生活でも、例えば駐車場で周りの車とは、意識して逆向きに駐車することにしています、実際には帰りに直ぐ見つかると言う理由なんだけどね。

私は技術コンサルタントとしては、顧客の技術者の『上司ではない」「先輩ではない」「株主ではない」『指導者ではない」「競合者ではない」と言う心構えで付き合っている、技術コンサルタントというサービス業者なんだということです。

私は比較的に若い頃(35,6歳)から始めて試行錯誤をしたので、気がついたのだが、定年の年頃からの諸君には、なかなか理解できないことらしいので、くどいようだけど、先輩として主張します。

主張・提言 2014.6.12.森田裕之
40年位前に就職の世話をした後輩のY君が、昨日突然電話してきて、定年で故郷に転居したが、一度会って話がしたいとのことだった、(奴隷が)自由の身になって森田のことを思い出したのは、判らないでもないので、いつでもおいでと返事をしておいた。

昨日は夜中だったが、同級のM君からこれも突然の電話で、奥さんが朝起きたら亡くなっていたというショッキングな話をして、混乱のきわみにあるとのことだった。
普通は男は奥さんより早く死んで、世の中は爺さんより婆さんのほうが多いのが常識だと思うのだが、運悪く逆になったら大変らしいねえ、延々と愚痴を聞いてあげました。

私はどうしてそうなのか自分でもわからないが、他人に「指図」されるのが嫌いで、指図の匂いがすると、妻や子供の意見でも逆らう習性があります、子供の意見では10歳前に余程強制的な指図を受けて、心が傷付いているんじゃないかと、分析しています。
8歳で敗戦、10歳で満州から帰国ですから、この2年間に今の私の人格が出来たんだろうとは,想像できます。
割りに親切で、組合を作った時は先輩方と、組合の運営には後輩諸君と、そこそこうまくやってきたように思うのですが、指図されそうな匂いには、かなり頑固な反発をするのは、直らないんだろうね。

主張・提言 2014.5.22.森田裕之

独立・支援の勉強会は、我が技術士協同組合のメーンのアクティヴィティである。

スタートしたばかりの諸君の中には、「日本人は無形(ノウハウ・コンサルティング)のものにお金を払わない」に類する、大昔から技術士会の先輩達を含めて、仕事が取れない嘆きを真面目な顔をして、演説する人が必ず居る。

古くからの組合員は、仕事は仲間を含めて、誰かの紹介でやってくるものだと、経験的に判っているので、こういうことを言う人にかかわらないで、知らん顔をしている。

直接カタログやホームページで、顧客が問い合わせてくるような仕事は、あまり仕事としての価値が無いのじゃなかろうか?

仕事がしたければ、徹底的に仲間に自分を知ってもらうことである、私が協同組合を40年前に作ろうと思ったのは、技術士会での付き合いでは、本当に独立・自営をやっている人かどうか、判別できないので、実際独立している先輩方に相談参加してもらって、1976年にスタートした。

主張・提言 2014.3.10.森田裕之

私は、技術士協同組合以外でも、いろいろなグループ活動に参加している、グループ活動の盛衰は、新しい参加者が来るかどうかにかかっている。

私は「技術士は独立・自営の手段である」というテーゼを1970年ごろから主張してきたので、cea・組合の第一土曜日の月例会合には、いつも3−5名の独立・自営に興味を持つ、技術士資格者の新人が、様子見に顔を出してくれる。

この新人達に、組合の色んな研究会は勿論、関係している団体・グループ活動を紹介して、新人諸君の独立・自営のヘルプになるように、心がけている。

逆に考えると、グループ活動と言うのは、新人が参加してこなくなったときに、衰退が始まり、終わりを迎えることになる。

主張・提言  2014.2.17..森田裕之
私は工場見学が大好きで、機会があれば最優先のスケジュールで見に行くことにしている、見学専門のグループ活動・周辺技術研究会を作ったのも、同好の士が多いからで、最近では多分80人くらいに、毎月参加を呼びかける大きな運動になっている。

最近の工場は、大抵世界に出て行く製品を作っていて、その業界のグローバルな情勢も、その会社のポジションも、新聞情報よりわかりやすい、技術屋の成れの果て・シニアエンジニアとしては、やっぱり現場を見なくちゃね、と言うのが工場見学の肝である。

これまでの日本の物作りでは、現場がどんどん改良・改造して競争力ある製品が生まれてきたということに間違いはないが、このパターンは先進国に追いつく手段として成功を収めてきたかもしれないが、最近、靖国神社で戦争の歴史の展示館の見学会があり、気がついたのだが、現場が戦いに走り出してから、国が追いかけて本格的な戦争になったと言う実例が、結構あることに気がついた。

れっきとして先進国の一員となった日本は、先進国らしい技術屋のリーダーシップが必要になっているんじゃなかろうか?

主張・提言 2014.1.15.森田裕之

「嫌われる技術士」

技術フォーラムでは、役所の監査のお手伝い業務を定型業務に仕立てて、会員の誰でも対応できるように、組織的に運営してきた。

フォーラム会員を含めて、嫌われる技術士がだんだんわかってきたので、私は興味を持ってケース・スタディをしている。

役所や会社の技術者の(臨時)上司であると、思い込んでいる技術士の態度は嫌われる。
これが、先生と生徒でも、先輩と後輩でも、まったく同様に相手に嫌われる。

多分、技術コンサルタント業はサービス業なんだと言うことが、理解されていないからだと思う。

役所で言えば市民のような、会社で言えば株主のような立場を代弁するような技術士は、嫌われる。


仕事に関係ない雑談に魅力のない技術士は、嫌われる。
知ったかぶり、自慢、えばる技術士は、お呼びがかからなくなる。

私は長年技術士の肩書きを持つ技術者と、付き合ってきたので、仲間内の付き合いで、嫌われる人が判る様になってきた。

主張・提言 2013,12.21.森田裕之

今日私の自宅に、神戸の技術士と称する人から、組合に関する問い合わせの電話がありました。
団塊の世代の諸君が、定年で年金生活になる前に、独立・自営を主張する協同組合の活動に興味を持つのは、健全な感覚です。
地域の技術士会に顔を出してみて、物足りなくて組合のHPを読んで、電話をかけてくるのはなかなかな男でしょう。
とりあえずは、ネット会員になって、様子を見たらどう?と言う返事をしておきました。
弁護士のイソ弁のような、先輩の事務所で修業するようなことが、専門が違いすぎて技術士にはあまり例が無いのが、実態である。
唯一、役所の監査の仕事をやっている、技術フォーラムのグループでは、定型業務があり、『陪席」と言う役所の制度を利用して、新人の教育をやっている。
海外業務と言うのも、コンサルタントとして受ければ、ある種の定型業務が可能かと思い、JEF・日本技術者連盟との仕事で、試みてみようと思う。
名簿で専門を見て派遣すると言うやり方は、技術士の悪評の根源なので、絶対に避けたい、ある程度の教育と先輩の推薦のようなプロセスが不可欠だと思う。


主張提言 2013.12.7.森田裕之

恒例の第一土曜日のcea例会で、私はいつもの「技術専門家と技術コンサルタントは違うんだ」論を延々と述べました。
帰りがけに、初めて参加した新人に、立ち話で、「本質的な話を聞いた気がします、よくわかりました」と言ってくれた、私が若い、独立した32歳頃は、青年技術士懇談会では、若い独立志望のサラリーマンが、喧々諤々技術士とは何なんだと言うような話を、延々と議論していた。
今の諸君は、会社の先輩や技術士会の部会で、定年・年金のシニアしか知らないので、組合でやっている議論を聞いて、呆然・愕然としているのが良く見えている。
私は、来年には技術士受験の指導にも、「技術士は技術者の独立・自営の手段である」、というドグマにもとずいて、講座組織を創設して3−5年後には技術者なら誰でも知っているような機関にもっていきたい。

主張・提言 2013.10.22.森田裕之
私はシビルの諸君と違い、役所とはなるべく付き合わずに仕事がしたい、副島隆彦さんは私のことを「リバタリアン技術者」と定義ずけてくれた、副島さんの技術士の理解は役所・業者の受発注の両側の技術者で、原子力のような村・マフィアを形成していると思っているようだ。

アメリカのリバタリアンは、私なんかよりラジカルで、今話題の共和党を引っ掻き回して役人の給料を一時停止させた、茶会党・tea-partyこそが、リバータリアンの現在の姿なのだ、役人は最小限でいい、全国民医療保険なんか必要ない、できるだけのことは自力でやると言う思想である。

民間で自力でと言いながら40年やってきたが、最近JEF・井戸田さんからミヤンマーや中国でのコンサルタント事業について相談を受けてきて、補助金や政府援助のテーマに取り組まねばならないことになり、宗旨替えをすることに、なりつつある、まあ君子だから豹変もありと言うことに、しておきましょう。

主張・提言 2013.10.7.森田裕之

第一土曜日の定例会・独立支援の会での私の「ぼやき」

40年近く前から、毎月毎月、いよいよ定年で、行くとこがなくなるので、技術士の看板をあげて自営業を始めたいけど、参考になる話が聞けそうなので、参加しました、てなことをいう3−5人位の新人と、何回目かの参加の人を含めて10数人の諸君と2−4時間付き合うのは、相当気合を入れて話をしないと、草臥れる。

希望を言わせて貰うと、技術コンサルタントという独立・自営業は、面白そうだから、少し若いけど暫くやってみたいが、技術士会での噂では、組合は独立自営の先輩が沢山居ると聞いたので、様子見を含めて暫定的に『仲間に入れてみてください」、なんていう新人が出てこないものか?

定年の技術者は技術者の倫理を、人ごとのように論ずる向きがあるが、企業と彼ら自身の『利益相反」とか『時効」と言うような法律用語を、良く勉強してもらいたい。

名刺をどう表現するとか、事務所はどうするとか、会計・税務署とどう付き合うか、などという『枝葉末節」な話を、独立のノウハウなどと講習会をやっているようだが、「笑止千万」である。

主張・提言 2013.9.20.森田裕之

我ながら年寄りになったなあ、と感じるのは、大分前に始めたことが、止める事ができず、続いている事である。

最近の例で言うと、福島の震災後に、親戚と後輩にパンを焼いて送り始めた、たまたま自分がサンドウィッチに凝り、東芝のパン焼き機を買ったばかりだったので、自慢もあり、毎週2斤郵便局で500円送料を払って、送っている、たまに伝え聞く情報では、胡桃の入っていたのはうまかった、などといっているらしいので,止めるにやめられない。

30年位前に、アルゼンチンに行ったことがあり、マルハの元船長さんのお宅に長いこと泊めてもらっら、浅草出身の元船長さんが、毎朝NHKの国際ラジオで、お相撲の実況を聞いて泣いているので、理由を聞くと、日本に行くとアルゼンチンに帰りたくなり、アルゼンチンでは日本のことが恋しくなり、毎晩旅人がおいていった週刊誌を読んでいるんだと、聞いて、海外に住む息子や知人の5家族に、毎月雑誌・週刊誌を全部買いあさって、送っている。
反応は、寝る前に日本語の本を読むと、寝つきがいいと言うことで、これもやめるわけにいかなくなっている。

1976年の組合を始めた最初から、第一土曜日の午後一番は、『独立・自営の先輩が、これから始めたい後輩に、話を聞かせる」会を続けている。
これは私が、独立して3年くらい経って、気分的に余裕が出てきたので、それまでずいぶん先輩方に教えてもらったなあ、という経験から、この会合をやるために組合を作ったようなものでした。
私は技術士業は技術コンサルタントであると、最初から考えてきたので、ほかの士業のような定型業務がないので、マニュアルが作れるわけでもなく、自分で工夫する以外に、飯を自力で食える算段が立たないのを、早く自覚してもらうしかない、色んな先輩と付き合うしか手段が無いのよ、と毎回会の終わりごろに、出て行って、一席喋るのが、私の役割なのです。

日曜日は東京に車で出かけるとか、午前中暇なら桜区のプールで泳ぐと言うのも、独立以来の止められない習慣です。

主張・提言 2−13.9.2.森田裕之

名簿について考えてみたい、誰でも参加している同窓会や趣味の会じゃなくて、仕事に関係する専門分野を知ってもらおうと、自己PR的な内容の名簿を作ろうと、最近組合では、メンバーをお互い同士良く知り合おうと言う目的で、履歴書のような内容の名簿を作ろうとしている。
れっきとした個人情報だから、取り扱いは慎重にやるとして、外部からのアクセスを全面シャッタウトするか、一部をシャッタウトするか、悩ましい所である。
原則としては、外部からのアクセスには、個人名・年齢はシャッタウトして、専門家の存在のみが判るようにする、内部的には仕事の紹介などは、かなり慎重に色んな会合で気心知れてから実施することが、経験上望ましい。

主張・提言 2013.7.31 森田裕之

新人諸君は、色んな会合に出て「自己紹介」をしたり、「会員名簿」に登録したり、「キャリア登録」したりして、潜在顧客・ポテンシャルカスタマーを捕まえるべく、努力をしている。
シニアの思い出に書いた、技術士会の事務局長だった高田一郎さんは、特に若い人に声をかけてくれるという、「面倒見の良い事務局」と言う伝説の人だった。
残念ながら、今日(こんにち)高田さんのような人は居ないし、先輩方も後輩を育成しようと言うような殊勝な心がけの技術士には、会ったことがないのが現実である。

それでも不思議なことに、組合のグループ活動に積極的に顔を出している諸君は、いつの間にか、一人前の技術コンサルタントになって飯が食えるようになっている、不思議だが本当のことだ。
多分、組合には余裕のあるシニアが、沢山ある技術士のグループ活動のなかで、一番沢山居るからじゃないだろうか。

主張・提言 2013.7.24.森田裕之 / Yuji Morita
私は技術士会のような巨大な組織のメンバーに関しては、まったく関心がない、興味がない。

合格者は何万人も居るんだろうし、日本国の縮小版ともいえるだろうし、30−80歳の色んな立場の技術士が、ただ沢山メンバーとして登録されているだけです。
私が興味あるのは、個人事務所として独立自営を業として生きている技術士だけである、年齢には関係ない。
よって私が組合活動で一番力を入れているのは、独立・自営をしたい技術士の力になることです、具体的なヘルプは難しいけど、叱咤激励してでも、やってみてもらいたい。

副島さんが付き合い始めてすぐに、私のことを「リバータリアン」だと定義してくれた、確かに技術士は手段だけど、独立・自営をしていると言うことは、自由度の高い生き方で、アメリカの独立戦争当時の、イギリスに反旗を翻した、リバータリアンの生き方やその後の、リバータリアンの子孫が中西部に生き残って、マイナーな政治勢力として、ただし大統領選で力を発揮した、等ということを、勉強してみると、悪くないなと、考えることにした。

主張・提言 2013.7.2..森田裕之 / Yuji Morita

振り返ってみると、私は技術専門家というよりは、技術コンサルタントを志向してきた、新人の諸君に役立つアドバイスは、技術コンサルタントを志向する人は、「提案型」を意識した方がいいと思う。

今度のJEF・井戸田さんからのBOPビジネスへの提案を求められて、「下水・浄化槽」「中古・機械、設備」「コンピューターがどこでも使えるシステム」というアイデアを提案した。

それぞれのテーマで,専門家ではないが、昔FRP成形加工で浄化槽成形業者と付き合った、中古企業者に知り合いが居る、田舎のホテルでコンピューターが使えなかった、と言う程度の経験からテーマを考えて提案したわけだ。

組合には100人の専門分野の違う仲間が居るのだから、立派な提案書がかけるに違いない、私のサンプルを見れば、俺も書けるという組合員が出てくるに違いない、そうやって新人が育つのかもしれない。

主張提言 2013.05.29.森田裕之 / Yuji Morita

森田裕之です、6月1日の技術士協同組合・総会での、私の挨拶文を、藤田君が書いてくれました、彼はどうして私の喋りたいことが判るんでしょう?

貼り付けー

従来、協同組合ではインキュベーション研究会などに代表される「技術士業務開拓のための着眼点育成」や大学と連携した各種研究会に代表される「技術組織運営の実践」などについて活動を進めてきました。
他分野に渡る独立技術士集団だからこそできたことだと感じています。ものの見方がマルチです。自分だけの専門分野に片寄っていません。協同組合の特徴の一つです。
それらの経験により、会員の皆様は随分発想力が豊かになっていると感じています。

今年はそれらの能力をベースに、実際の業務展開に発展させてみるつもりです。
具体的には、協同組合で特定の業務を受けることを考えています。
ただしこれはチームで当たるのに最適な業務に絞ります。そのために「業務委員会」を作り、そこを司令塔にしようと思っています。

チーム構成で最も大切なことは専門分野ではありません。「発注者のエンジニアリング経験者」と「受注者のエンジニアリング経験者」で構成することです。これこそが最強のコンサル集団です。
コンサルというと「半導体」とか「エンジン技術」など専門分野を想像する人がいるかも知れません。しかしそれは退職後2年程度の寿命のものと心得、個人で行えば良いことです。
「発注者」の立場は「機能、性能要件あるいはそれを出すための尺度設定」です。
「受注者」の立場は「要件や尺度を実現するための製造技術」です。
現在の工業製品は建築物も含め、この2つのバランスの上に成り立っています。この両輪がチームコンサルには欠かせません。

日本技術士会が公益社団法人となりました。利益を伴う活動はできません。
このような業務ができるのは正に協同組合のような民間組織です。いままで培ってきたものを有効活用し、また一歩先に進みたいと考えています。

貼り付け終わりー

主張提言 2013.05.21.森田裕之 / Yuji Morita
ご存知のように、最近、日本の大手のエレクトロニックスの会社は元気が無い、自動車の会社は元気が良い。

会合の後の雑談になると、必ずと言っていいほど、この話題になり、それぞれ人の理由付けや、薀蓄が披露される。

最近(ここ2−3日)私が気に入っている話は、黒澤先輩の「日本の機械の技術者が優れているからだよ」という主張で、これは和田先生の御焼香の後の、和田先生と言う機械技術コンサルタントが、いかに凄い先生だったかと言う話題での発言なのだが、黒澤先輩は謙虚な電気エンジニアなもんだから、機械屋を褒めすぎたきらいがある。

もう一つは、私の仮説で「日本のメンテナンス
エンジニアリングは世界一のレベルにあり、世界で圧倒的に強い」ということを信じてもらえると、たちどころに理解できる状況なのである。

私は、工場見学がなにより大好きで、機会があれば何処へでも出かけることにしている、エレクトロニックス関連の工場設備は、商品の日進月歩が激しくて、どんどん陳腐化していくので、償却が大変だと思う。

それに比べると、自動車部品の設備は、あまり変わらない、つまりとっくに償却してはいるが、十二分にメンテナンス・改良してある設備で部品が作られている、これが日本の工場の強みだと思う。

生産素材である、鉄・金属・プラスティックの工場の設備は、日本がアジアでは一番古い設備じゃないかと思うが、とっくに償却しているくせに、生産性・品質は新品並みに改造・メンテナンスされているのである。

私は、このメンテナンス技術と言うテーマが、ユーザー・メーカーを総合した、我々技術コンサルタント・グループが世界に対応できる分野であることを、最近気がついたので、月例会を発足させてみようと思っている。

蛇足だが、驚くべきメンテナンスの成果は、宇部興産の千葉工場では、高圧法ポリエチレンを生産しているが、1970年頃のアメリカにあったインガソール
ランド製の3000気圧のコンプレッサーが稼動している、世界でも2−3社しかないとのことだった、メーカーもなくなっているので、同業者が廃棄したら部品をもらってきて、修理しているとのことだった。

主張提言 2013.03.09.森田裕之 / Yuji Morita


沖津君のメールを無断で貼り付けます、

森田組合長

技術士制度が器の小さい、つまらない方向に行くように感じます。

http://www.engineer.or.jp/c_topics/002/002237.html

「技術士のコアコンピタンス=個性」
「社会的に有用か否か=独立して食っていけるか否か(技術士の価値は市場が決める」
と思うのですが、如何がでしょうか。


沖津

貼り付け終わり、森田裕之です「沖津君同感です、ただし役所が何をやろうと、我々は自分の考える技術士像、私の場合は独立・自営(どことも利益相反の無い)の技術コンサルタント業者、に徹するつもりに変わりはありません」
それから、私と同じような考えの技術士が、世間的には少ないかもしれないが、100数十名、協同組合・CEAに参加しているということも、私の誇りなんです。

主張提言 2013.03.05.森田裕之 / Yuji Morita

技術士会の理事選挙があるようで、何人かの諸君から電話やメールがありました。
役員になって何事かをやろうと抱負を持つこと自体、ご苦労さん頑張ってね、と言う事にしています。

民主主義の原則から言うと、会員の大半は役所・会社に勤めている諸君なのだから、役所や企業内での技術士資格者の役割を、社会的に認めてもらうような活動をすることが、期待されている。

大手の電気会社で企業内の技術士会を組織化して会長をやっている後輩が、たまたま業界の不況時にぶつかって、リストラの圧力に仲間内で苦労していると、ぼやいていましたが、技術士会のような企業横断的な専門家のグループ活動は、グローバル社会にさらけ出された、日本の企業一本やりの技術者とは違う可能性を秘めているのじゃなかろうか?

とりあえずは、大手の会社に出来ている企業内の技術士会グループが、情報交換から始めてみたら如何か?

主張提言 2013.02.14.森田裕之 / Yuji Morita


定年延長と言う議論が現実味を帯びてきた、独立支援の会に出てくる定年前後の諸君の若々しいことは、以前から気になっていたことのひとつです。

大方の人は、なるべく何時までも会社に勤めていたいところでしょう、私のような「人から指図されるのが嫌い」なタイプの人間は、何時の時代も少数派です。

技術士の先輩諸氏を見ていると、年齢でその人の社会的な活動を評価するのは、あんまり意味無いと思います、特に見かけじゃまったく判らない時代です。

とは言うものの、やはり年齢と言うことは「当人が意識すべき重要な指標」で、グループ活動でもサポートに回るとか、謙虚な行動を意識しているシニアの諸君には、いつも感心します。

私もいよいよ技術士のグループ活動では最年長になったので、年齢・立場をわきまえた行動を意識することにしましょう。

主張提言 2013.02.02.森田裕之 / Yuji Morita

今年は、ベストセラーの本を出したいと年賀状に書いてきた「編集者」へのメールです。

森田裕之です、今の日本人の琴線に触れるのは、国民各々の「国際化」「グローバル対応」と言うことじゃないだろうか?

技術士・自営業者のなかでも、外国に出かける国際化と、日本国に居ながらの国際化が、入り乱れていて、良い・悪いとか、正しい・間違っていると言うような評価・判定は出来る時期じゃないけど、明治以来ある欧米先進国の良い会社(大きいとは限らない)と付き合って、国内で働くスタイルが、うまくいっているみたいだ。

副島さんの主張する、アジア人と仲良くやろうと言うスローガンには、どうぞやってごらんとは言うけど、満州引揚者の私はごめんこうむります、おっちょこちょいの技術士が、出かけて仕事して、お金が取れない奴が、出てきています。

暮れに原田君に頼まれて、フルブライトOB会の講演会に駆り出されて10人連れて、日系アメリカ人のノーベル賞科学者の話しを聞いてきました、このOB会の連中のアメリカ中毒には「辟易」して、聞いてみたら、広島・長崎に原爆を落とす決議をした直ぐあとに、奨学金の議員提案をフルブライトが出したそうです。
今、リビアや北朝鮮にオッファーしているらしいほどにポリティカルな補助金なんだね、政治的とはこういうことを言うんだ。

主張提言 2013.01.09.森田裕之 / Yuji Morita

上智大の坂本教授が、微粒子研・MPECを閉めたあとに、以下のような研究会を始めたいと、提案されました。

貼り付けー

なお,最後の運営委員会で一案として提案させていただきました「複合化技術」につきまして英語での表現を模索いたしましたところ,一つのキーワードとしてsynergyという単語が浮かび上がって参りました.派生語は以下のようのなるようでございます.
----
synaergy:融合,複合化,相乗効果 ⇒ Synergy Technology 融合技術,複合技術
synergize:複合化する,相乗効果を与える
synergetic: 複合的な,相乗的な
----

synergyはその語感の通りにしなやかな感じで多様に「複合」という感触を表してくれそうな気がします.
「技術複合化研究委員会」のキーワードの一つとして"Synergy Technology"を提案したいと存じます.MPECの運営委員とりわけ次期研究会検討幹事の先生方に展開していただけると大変ありがたく存じます.

貼り付け終わりー

MPECのこれまでの幹事諸君は、興味あれば参加ください、複合化・融合化というコンセプトの研究会に興味あるcea諸君は、連絡してください、これまでの例では月例会・ステアリング委員と言うことになります。

主張提言 2013.01.08.森田裕之 / Yuji Morita
5日の定例会で、今年はエネルギーの勉強会を始めたいと言いました、その時多少乱暴な私論を展開したので、書いておきます。
私は昨年の見学会や自動車を買い替えたときの、試乗の経験などで、太陽光発電、風力発電、電気自動車、は将来があるとは思えなかったのでパスして、シェールガスやメタンハイドレードの資源に期待した「ガス関連技術の川上から川下」の勉強会にしたいと思います。
当面ceaのメンバーの中から、ステアリングメンバーを集めたいので、まずはニューシビル研究会で提案します、積極的に参加してください。

主張・提言 2012.12.17.森田裕之 / Yuji Morita

私が技術士に合格したのは、1970年だから33−4歳の頃だが、早速技術士会に入会して、シニア・年配の先輩諸氏とのお付き合いを最優先して勉強させてもらい、自分の将来のことを考えた。
当時の技術士会は、兵隊さんOB,外国帰りなど、まともな会社の現役・OBの数が圧倒的に少なくて(今、現在との一番違うところでした)なんかまともじゃない雰囲気のグループでした。
青年技術士会というグループに行くと、全員サラリーマンだけど、独立志望が強くて、あまり和気藹々とした会合じゃなくて、セミナーや本を書いたらお客がつくんじゃないかと、企画を競ってセミナー屋と付き合いました。
あまり好きじゃなかったけど、癖のある先輩のビジネスモデルをいただいて、私なりに作った会社との付き合い方で、独立・自営を始めましたが、うまくいって、以来40年間やってきました、その上に仲間と組合なんか作って、お楽しみと後進の育成までやっています、運もよかったのでしょう。
自分がそうだったからですが、若くして独立・自営の道を選択する人が好きです、先輩は実質的には何も助けることは出来ませんが、気分としては「頑張れよ」です。

主張・提言 2012.11.07.森田裕之 / Yuji Morita

「不条理とは言うものの」

福島の大災害から一年八ヶ月経つが、マクロな話では不条理極まりないことばかりで、TVで見るのがつらいし、戦争に負けて満州から引き上げてくるころのことを、思い出してしまう。

後輩で昔の部下だった、石巻に住んでいた浅野君は、あの日に奥さんとハワイに遊びに行っていて、帰ったら家が流され、近所の人が沢山亡くなった。

奥さんの実家が仙台にあり、90歳近い母親が一人で住んでいたので、夫婦でそこに住むようになった、コナミのスイミングのインストラクターをしている娘さんが、同僚と結婚して大宮に住んでいて、子供が出来たので、孫の顔を見るついでに、我が家に寄ってくれるのだが、婿さんが最近故郷の復興のために「鳶になる」と言い出して、親方に弟子入りをしたと言うことでした。

私は毎週パンを焼いて2斤ずつ、仙台の浅野君と、福島の三瓶君(息子の嫁さんの実家)に送っている、マクロな不条理の話にも耳をふさがずに、ミクロな気分の良い話で、少しは気晴らしをしなくちゃいけないね。

主張・提言 2012.09.21.森田裕之 / Yuji Morita

中国派遣プロジェクトの会合が20日にJEF・日本技術者連盟の会議室であり、10名くらいのceaの諸君が参加しました、新しい人も居たので、私は「我々が派遣するのは技術コンサルタントで、日雇いのPEではない」
と宣言した。

私は「技術士は技術コンサルタントである」論者であるから、通常の技術士会のメンバー諸君(自分をPEであると自己規定している人)とは論を異としている、今回参加した諸君の中には、あちこちの技術士のグループ活動に顔を出していて、考えの異なるむきもあろう、気に食わない人は参加していただかなくて結構です。

このプロジェクトでは、年齢に関係なく、フィージビリティスタディと提案書・報告書を必須とする、技術コンサルタントの実務経験者と、未経験者を複数で対応してもらい、いわゆる「陪席効果」によって、組合としては教育・育成という側面を考えていくつもりです。

主張・提言 2012.09.06.森田裕之 / Yuji Morita

会社というのは、ひとつの社会でもあるので、すべての社会インフラの会社版が無いわけではない。
警察に相当する部門や、社宅・保養所、社内コンサルタント、監査部門だってある、定年後独立した個人になって、そういう会社での経験が役に立つだろうか?

私が長いこと独立後の諸君の経過を観察してきたところでは、会社内での経験は役に立たないらしい、理由は簡単で、社員は会社では対外的に責任を取らせない、たいていは社長が責任を取ることになっているからだと思う。

最近では、東電や原発、食品中毒の肉の会社の事件でのTVでの追求を見ていて、本当の責任者の顔が見えてこない。

独立・自営を希望する諸君は、先輩との付き合いをベースに、機会があれば仕事をしているところでの陪席やグループでの仕事を通じて、まともなコンサルタントの仕事を覚えてほしいものだ。

主張・提言 2012.08.23.森田裕之 / Yuji Morita
cea・組合の大塚くんのNPO・技術経営機構のイベント・http://www.tmoi.jp/shokubutu.htmlの前夜祭で、関係者のパーティがありました、私は新人の渡邊・仲田君を誘って参加しました。
最初のライセンシー会社の若い人や、投資会社の若い人が来ていました、事務所で作った野菜が、イタリアン料理になって出てきました。

大塚くんは上場経験者ですから、水耕栽培のプラントのビジネスを始めたのですが、構想力が抜群ですから、技術士の独立・自営希望者には、大いに参考になるし、ビジネスとして協力出来ると思います、事務所にミニプラントがあるので、見学することを、おすすめします。

私はここでも、市場開拓の若い諸君に、最近の持論「メーカーは、お客の顧客に営業する」のが、営業の本質じゃないかと、議論をふっかけました、案外説得力あったみたいです。

主張・提言 2012.08.06.森田裕之 / Yuji Morita

4日(土)の独立支援研究会には、かって無い程の参加者(団塊世代がいよいよ会社を追い出されてきたんだね)に興奮して、最近気がついたことをべらべら喋ったが、結構いいこと言ったつもりなので、書いておきます。

1.私は技術士は技術コンサルタントだと思います、cea・協同組合のいろいろな活動・グループ勉強会は、それをサポートするためにあります。

2.中国からの技術者派遣の要請に、コンサルタントを派遣することを前提に、3−4日の現地でのフィージビリティ・スタディをすることを、条件として交渉しています。
これは、国内外でも同じ事で、仕事を受ける前にFSをするのが(有償・無償の関係なく)、我々の常識です。

3.先方の要請・リクエストにまともに答えることは、やりません、FSをやり、その後は「日雇い技術者ーコーディネーター」として参加するかどうかは、本人が決めることです。

4.テーマによるが、できるだけ複数の技術士でFSに対応することにしている、これは新人が陪席することによって、コンサルタントの仕事・実技を覚えてもらうためである。

主張・提言 2012.07.17.森田裕之 / Yuji Morita
森田裕之です、昨日・7月14日のjef・日本技術者連盟での会合で、FSを終えて報告書を出した、坂部君の話を聞きました、10名くらいのネット会員・組合員が参加しました。

技術コンサルタントの実技の話ですから、新人諸君はとても参考になったことと思います、特に先方の話ばかりでなく、現場から会社の実態を把握する、スクラップ(不良品)再生が生産性・儲けを左右する等、先方が報告書の翻訳を読んで、どういう対応をしてくるか、お楽しみです。

新人諸君の自己紹介を、第一土曜日の定例会「新規開業技術士支援研究会」で30年以上聞いているが、諸君は独立・自営業を「contract
engineer」と捉えていることが判る、私はこういう考え方が間違っているとは言わないが、私の長年の仲間内の観察によると、年齢とともにお呼びがかからなくなり商売先細りである。

私は技術士の独立・自営業を、「consulting engineer・(コンサルティング エンジニア)」と考えてやってきたが、悪くなかったように思えるのです。

これは技術士側の「心構え」の問題で、客への対応の一体何が違うのか?新人の諸君には判らないかもしれない、私は若いころに、独立希望の仲間と一緒に、沢山の先輩技術士の家庭訪問を含めて、話を聞きました。

月例の「新規開業技術士支援研究会」には、新人の自己紹介と、先輩組合員の自己紹介をセットでアレンジするよう計画しているのは、以上のようなcea・組合の歴史にもとづいているからです。

主張・提言 2012.06.23.森田裕之 / Yuji Morita

技術者の派遣に関わる対応で、発注者側のニーズの大半は現場の問題解決・生産性や品質の向上である。

大方の技術士諸君は、専門家として状況を把握して、経験に基づく解決策を提案・指導することが、技術士の業務であると、理解している。

私は、若い頃から技術士会の先輩の独立・自営技術士を沢山観察して、自分は技術コンサルタントをやることに決めた、私の考える技術コンサルタントは、会社の技術者に物を教える・指導することはやらない、直接現場の問題解決に口を出さない(本当のことを言うと、指導なんか出来ないし、現場の問題解決なんか出来ない)で、発注者のニーズを私流にねじ曲げて、問題解決を提案する、というやり方を考えだした。

今, jef/日本技術者連盟には、40数件のテーマで、技術者の派遣が要請されている、私はこれに対して、2−3日のフィージビリティスタディができると思う人を、現地に送って、結果をレポートしてもらうというやり方を始めた。

翻訳とか、中間の団体を経由するので、時間はかかるし誤解も多いことだろうし、個人的にはあまり乗り気ではないのが正直なところです。

ただ、新人の経験として、国の内外を問わず、FSをやってから仕事をはじめるというのは、技術コンサルタントの基本なので、沢山来ているテーマのなかで、俺なら出来るという新人はステアリングの機会を作るので、申し出て下さい。

主張・提言 2012.06.12.森田裕之 / Yuji Morita

グループコンサルティングの仕事が始まった、FS・フィジビリティスタディをやってもらう人を見つけるために、ステアリング委員会で、顔見知り、ネット会員名簿等から接触始めました。

始めたばかりで「愚痴」を言うのも情けないが、技術士はコンサルタントエンジニアだと思い込んでいる私と違う思い込みの諸君が大多数を占めていて、仲々話が通じない。

今回は海外の案件なので、フィジビリティ・スタディという英語で表現したのが良かったのだが、コンサルタント契約を結ぶには、相手がやってほしいことを、単純に理解するだけでは駄目で、いい結果を出すためには、自分で納得するまで現場を見たり、話を聞いたりして、契約を提案すのが常識なのです。

技術士は専門家だと言うことは誰も反対しないが、今回中国とやろうとしているのは、コンサルタントの仕事だから、フィジビリティ・スタディの結果で、専門家に参加してもらうようなテーマが出てくることになるでしょう。

勿論技術士は専門家でもあるわけで、自分が専門家として客先の問題解決をするように動くこともあるでしょう。

私は、これから独立・自営を始めようと、ceaの月例会に出てくる諸君が、自分の領域のテーマを見つけて、積極的に手を上げて、FSに挑戦してもらいたい。
先方にこういう分野のコンサルタントが居るので、FSのためのお金を払ったら、会社の発展に寄与する提案書を作りますよ、と売り込んでみたいのです。

主張・提言 2012.06.07.森田裕之 / Yuji Morita

グループ・コンサルティング・プロジェクトが始まりました、帰国した坂部・松田君から、色々様子を聞いて今後の対応を関係者で話しあおうと思います。

コンサルタントのグループ・コンサルティングという考え方について、今後その成否ははっきりすることに成るだろうが、基本的な考え方を述べておく。

これまでの通常の派遣は、名簿から適任者と思われる専門家を選んで、仕事をしてもらうのだが、私が技術監査のグループの技術フォーラムでの、ここ3年の経験により、この常識的と思われる適任者選択の方法に、欠陥とリスクがあることが判った。
それは有能なメンバーと有能なユーザーが組み合わされれば、成果はでるし、お互いにハッピーな関係が出来上がる。

有能なメンバーは試行錯誤の経験から、一人前の有能なコンサルタントになるのだが、「客先に嫌われるメンバー」というのも存在する、ユーザーがおかしいというケースもあると思うが、技術コンサルタント業は、サービス業のカテゴリーにあるので、嫌われるというのは、派遣プロジェクトにおける「最大のリスク」である。

このリスクを無くするために、第一にフィジビリティスタディを先行させること、第二に複数のメンバーにより対応すること、第三に解決案には我々の組合の仲間以外の「会社や他のグループ」を交えて、対応することを考えている。

主張・提言 2012.05.10.森田裕之 / Yuji Morita

技術コンサルタントのグループ派遣というテーマで、我々と提携した日本技術者連盟の井戸田専務理事が、7日の会合で「技術士の先生方は、パーティで壁の花(?)になる人が多いが、もうすこし積極的に初対面の人にも話しかけて、存在をアピールしてほしい、特に外国では。」という耳の痛い提言をもらいました。

言われてみると、思い当たることが多くて、何を喋っていいのかわからず、なるべく話しかけられないように、ひっそり飲み食いに専念している、というのが正直なところだろう。

私も会議で、英語だったこともあり、私が喋ると日本人側が全員私に通訳してもらいたいと言う「目付き」になり、腹がたった記憶がたくさんあった。

専門技術分野以外の、政治・経済・哲学・歴史・文化の話題にも、個性的な一家言あるべし、ということなんだね。

主張・提言 2012.04.26.森田裕之 / Yuji Morita

我々技術士協同組合の活動は、「技術コンサルタント業務の市場開拓と、後進の育成」である、どうしてこんな当たり前なことを、繰り返し主張しなければいけないのか?

技術士を受験するひとも、合格したひとも、毎年何百人もいると思うが、大抵の人が「技術士はPEである」と認識しているので、プロ・(技術者として飯を食っている)の技術者という程度の認識しか無い。

かてて加えて、最近技術士会が公益社団法人になり、会員の業務開拓は出来ないということになり、大方の会員が何故技術士会に入会するのかという基本的なニーズの、当てが外れたことになってしまった。
そこへいくと、我々組合はもともと独立・自営の技術コンサルタント業者の業務開拓と後進の育成を目的として作られている。

定年になって、勤め口がなくなり、もう少し働こうと考えた時に、技術士という資格が活用できないものか?と考えた時に、ようやく独立・自営という技術コンサルタントの技術士の先輩の存在を思い出すのである。

技術コンサルタントの業界のエリートは、会社務めが苦手で若くして始めた連中であり、会社が潰れて若くして独立を余儀なくされた連中である、次が定年前に独立の準備を十分やり、務めている間に我々と付き合いながら定年を迎えてスタートした諸君である。

技術士はPEだと思って定年後までサラリーマンをやり、雇ってくれるところがなくなってから、独立・自営の看板を出しても、世間からは認めてはもらえないだろうね。

主張・提言 2012.04.11.森田裕之 / Yuji Morita

「名簿産業」

私はこれまで、自分でも人を探すのに「名簿」なるものを利用したことが無い、大抵は知人からの伝聞やツテを頼って、人を探してきた。

最近、独立・自営の技術コンサルタントのグループの名簿が欲しい・利用したいという会社が現れて、コレに対応するために、組合員やネット会員の諸君に、できるだけ詳細な「自己紹介」を登録してもらうことになった。

この名簿を利用したい会社は、発展途上のアジアの会社への営業に利用することが目的で、「専門家派遣から、プロジェクト対応のグループ派遣」を仕事とするつもりである。

最近の受注者側の若い人の中には、ネットでのPRを通じて、仕事をする人が出てきたので、不特定多数の潜在需要の掘り起こしもあり、なのかもしれない。
これまでの発注者側の会社にとっては、名簿から直接の採用には、当たり外れが大きく、現実的ではなかったのが、真実である。

私は、紹介するということは「責任が発生する」という考えに基づいて生きてきたので、相手が外国ということもあり,そう簡単に紹介するつもりはない。

しばらくは、ベテランにFS(フィジビリティ・スタディ)をやってもらい、相手をよく理解してから、コンサルタント業務を受ける、という原則を関係者に理解してもらうつもりだ。

主張・提言 2012.04.05..森田裕之 / Yuji Morita
cea・技術士協同組合は、関係者の自己紹介・statusの現状を表示する「名簿」を作ることになった。

理由は、JEF・日本技術者連盟の井戸田さんから、名簿を利用してアジア各地の「技術コンサルタントの潜在需要を開拓する」ので、協力して欲しいとの提案があったので、名簿の整備をすることになった。

古くからの組合員諸君には、何を今さらの感があるとは思うが、後輩・新規独立開業の連中を助けるプロジェクトと理解して、是非協力してもらいたい。

私は、この際に技術コンサルタントの仕事を、グループで取り扱うことをやってみようと思う、理由は「これまでの技術士関連のグループ活動のやりかたの問題点の一つは、単純に専門分野で名簿から選択した個人を、紹介・派遣することが、常識とされていることである。」

プロとしての経験が十分あり、世間・専門分野の業界での評価の定まったベテランであれば、全く問題ないが、定年後に技術士の資格があるので、活用したい、というような新人が「技術のエキスパートとコンサルタントの区別・立場も理解しないまま、仕事を受ける危険性」を、無くすることが目的である。

組合の執行部としては、組合員がグループのリーダシップを執ることを、原則にして運営するつもりである。
新規に参加して様子を見たい諸君も、グループ活動に参加する際には、ネット会員になって組合の関係者と親密に活動してもらいたい。

主張・提言 2012.03.17.森田裕之 / Yuji Morita
16日に、東京農工大・小金井で「ナノ構造ポリマー研究会」の10周年の記念講演会があり、半日お付き合いをしました,この会は大手の化学会社・原材料メーカーの研究者・OBが主なメンバーで、産・学・官のバランスのいいメンバーが顔を揃えています。

私を含めて組合の古手の仲間が、沢山参加しているので、懐かしい顔が沢山来ていると、楽しみにしていたが、病欠が多く一寸がっかりだった。
私と同じ年の伊澤さんが西東大名誉教授に理事長を譲ったり、世話人グループも世代交代が始まったりで、なかなかいい感じの10周年パーティで、創立のメンバーは記念品・バッチまでもらい、ごきげんでした。

こういう会の運営の世話人をやるのは、会社の現役の技術者よりも、OBや独立・コンサルタントに向いている仕事で、業界や学会で機会があったら、積極的に手を上げて世話人を買って出ることを、お薦めする。

主張・提言 2012.03.03.森田裕之 / Yuji Morita
 何年か前にシルバー・コロンビア計画と称して、定年後のシニアが外国に移住して年金で暮らすことに、補助金が出て奨励されたことがあった。

私の知り合いの何人かがこの役所の提案に乗って、ニュージーランドやインドネシア、カナダなんかに出かけたが、皆な今は日本に帰国している。

若くて元気なシニアのあいだは、楽しいのかもしれないが、後期高齢者ともなると、死ぬのはやっぱり日本かなあ、という気分になるらしい、日本は外から見ると、本当に良い国なんだね。

石巻で家を流されて、奥さんの実家でブラブラしている後輩一家に会った時、「先行きが判らないと、途方にくれているような様子」に見えたので、「先行きがわからないのは、俺「森田」だって全く同じだ、毎日元気で、なにか一つぐらい楽しいことがあれば大いに結構で、途方にくれていたらいいんだよ」と言うアドバイスをしてきました。

我が家は満州からの引揚者で、子供心にも「敗戦後の大人どもは、途方にくれていたような気がしている」
途方にくれずに、毛沢東の八路軍に志願して行った多くの日本の若者は、今どうしているんだろう?、石油ショックで潰れて、バラバラになった私の務めていた会社の同僚諸君の顛末は、OB会の付き合いでよく話にでてきます。

身の振り方というのは、自分で考えるしかしょうがない人生のヒトコマだから、物語を作るつもりでやるしか無いんだね。


主張・提言 2012.02.15.森田裕之 / Yuji Morita

 cea・組合では、独立・自営に興味を持つ新人の前で、先輩として話をして貰う機会を、色々設けている。
先輩の話は、新人にとって生半可の参考書を読むよりは「役に立つ」と言う経験則に従って、組合の設立以来、第一土曜日の午後一番に、40年近く休みなく続けている。

しゃべる先輩方へのお願いは、独立以前の話、独立当時の話、その後の現在に至る話、を時系列的にシッカリ意識して話・ストーリーを聞かせて欲しいのです。

世の中はどんどん変わっていますから、先輩が独立の手段として、PLの話やISOの話、トヨタ式生産管理の話をするのは大いに結構ですが、その後はどういう展開で、いまは何をして飯を食っているのか、正直に話してもらいたいのです。

私の経験では、「反面教師」を含めて、大抵のことは先輩の誰かさんが「とっくに経験している悩みと解決法」を持っているので、新人は正直に悩みを相談したらいいし、仕事以外の趣味やプライベートなことでも、先輩方と付き合ったらいいのです。

主張・提言 2012.02.03.森田裕之 / Yuji Morita
「趣味の問題」

私は母親が本好きだったお陰で、子供の頃から「本・好き」で、当時はやっていた「貸本屋」から、手当たり次第に乱読していた。
今でも、月に新刊を10冊くらいは買い込んでいるが、さすがに目次と最初と最後の数ページなどという情けない本読みになり、読み終えた本は、最近だと3人の知り合いに差し上げている。

水泳は、独立して暇と体を持て余して始めたが、今でも午前中は近所の公営プールで2KM泳いでいる。

はっきり言って、これしか趣味といえるものはなく、今となっては、いささか残念なのは、先輩の高嶋忠夫さんに、句集を頂いて読んだ時に、「ああ、俺も俳句をやっておけばよかったなあ」と、後悔みたいな感情にとらわれたからです。

私は、あまり「後悔」というような気分になったことのないタイプの人間だと、思っているが、絵を描く(妻は絵かきです)、俳句・短歌を作る、歌をうたう(合唱団)等の趣味は、古典的ではあるが、シニアになってみると、羨ましいと思います。

シニアになってから、歴史に興味を持ち、史跡を訪ねる旅行に「趣味」を見出す人も多い、これも悪くないね。
工場見学の機会があると、その近くの史跡を見てくる、という楽しみも、先輩から教えてもらった。
イヤシロチ研究会は、それを若い諸君にも覚えてもらおうと、始めた企画です。

主張・提言 2012.01.18.森田裕之 / Yuji Morita
「先輩の真似をすべし」

独立・自営には必ずその人のスタイルがある、スタイルがなくては何のためにやっているのか意味ないし,わけがわからないというものだ。

私は、先輩諸氏の家庭訪問を企画して、10人くらいの新人仲間・青年技術士懇談会の連中と、一年間に10人の先輩のお宅に、当時はやりのサントリー・デカボトルを持って、伺ったものだ。

印象的だったのは、今は亡くなっているが、確か「月は光を放たずー満州敗戦記」と言う著書のあった化学の辻薦(ススム)さん、
構想図の上手な機械・ロボットの柴田勉さん、安達医院の旦那さんで生産管理のダンディな安達さん、毛利隆さん、松井進作さん、
年賀状が来ないので心配している2代目理事長の芦川鯉之助さん、
子供電話相談室で無着先生とTBS・ラジオに毎日出ていた、今もお元気な初代理事長の和田忠太さん、
今も元気な年賀状を頂いている弘田幸裕さん、昨年故郷に引退されたのは、句集を送っていただいた化学の高嶋さん(琵琶島)、
最近「技術士の生き様」=独立・自営のテーマですよ、と言う本を出版された本田尚士さん(鹿児島)、
まだ当人は現役のつもりの機械の長友さんと、たちどころに10人の先輩を思い出せる。


主張・提案 2011.12.30.森田裕之 / Yuji Morita

シニアになって判ったことの一つに、シニアは自分では、新しいことが始められないことである。

シニアはこれまでやってきたことを継続することしかできない、これは私自身の経験だけじゃない、周りのシニアを十分観察した上での結論なのだ。

定年が一つの区切りになるだろう、私の妻は絵かきで、団体の世話人をやっていて、男性の場合の継続する人は、定年前から入会して下働きや展覧会に出品して、仲間を早めに作れる人だそうである。

組合の色んなアクティビティに参加する諸君も、全く同じで、新人がお客さんずら・顔をするのが、駄目なんです。

歴史好きになるシニアも多い、見学旅行のついでに、郷土史を調べて見学の前後に、自分で旅行する先輩も居たが、その先輩には俳句集を贈呈してもらった、心豊かなシニアの贈り物だった、俳句やスケッチノ出来る人が羨ましい。

イヤシロチ(気分の良くなる所)の探訪と、工場見学と言う組み合わせは、シニアになった私のお楽しみのグループ活動です。

主張提言 2011.12.04.森田裕之 / Yuji Morita

月の初めの土曜日恒例の「独立支援の会」に参加する新人諸君への、私のアドバイスは、相変わらず、「資格は人に会う機会を増やすが、肝心な会社や経営者と会ってからの付き合いは、資格者としての接点から、どうしたら全人格的な付き合いに転換していくか」が重要なポイントです。

新人の自己紹介を聞いていると、独立の意欲は十分あるし、専門家として自己研鑽しているし、体を鍛えているし、色んな所に顔を出しているし、多分貯金もしているだろうし、今時の定年なんて、私から見ると若いから試行錯誤に耐えられるだろうし、羨ましいくらいだ。

私の持論の、ユーザー出身者は「発注者のエンジニアリングと言う切り口で、自分の経験を整理することが、重要だし」
メーカー出身者は「新商品・新技術の市場開拓の自分なりの経験・方法論を整理しておくことが、重要です」、そして、ユーザーOBのマーケットはサプライヤー・メーカーだし、メーカーOBはユーザーが当初の仕事場になるでしょう。

主張・提言 2011.11.16.森田裕之 / Yuji Morita

私が最近くどく主張している「技術コンサルタントが取り組む、どんなテーマでも、メーカー・ユーザー・研究者の3者がセットされなければならない」という理論は、私の40年近いこの道でのうまくいっている経験から出てきたものだ。

3者が揃っていない場合は、揃えることがコンサルタントの仕事の第一歩である、自分で揃えられない人は、組合の先輩や仲間に率直に相談することをアドバイスしたい。

技術士は専門家でもあるので、会社に人材が居ない場合に、専門家として会社に臨時会社員として入社する機会がある、多くの技術士は、こにような立場を繰り返しながら、定年になって組合の会合に出てくる人が多い。

私のように、若い頃から独立する人は、こういう場合「務められる専門家を紹介して、自分はコンサルタントとして、たまに出かけて時間的なフリーハンドを、最優先する」と言う対応をします。

スタートは技術コンサルタントだけど、新技術や新製品に関わっていると、その市場開拓が顧客の最重要課題になることが多く、技術コンサルタントは、学会や業界の人的ネットワークが非常に重要になってくる。
営業マンや営業コンサルタントとは一味違う、メーカー・ユーザー・研究者(大学)のグループ作りが非常に役に立つ市場開拓につながった経験が、私には沢山ある。

学会の講演会や業界の見本市なんかも、新製品の市場開拓の場として考えるのが正しい。

主張提言 2011.10.21.森田裕之 / Yuji Morita

NPO・技術フォーラムという、役所の監査部門の技術的側面を援助する仕事に特化したグループ活動には、ceaのメンバーが大勢参加しているので、状況を知る人は多いと思うが、簡単に触れておく。

技術士会は発足以来、役所やシビル関係業者の技術者・OBが沢山参加しているが、70年代の初頭に、時の首相田中角栄さんの、日本列島改造論と言う本が、ベストセラーになった。
会の青年技術士懇談会のメンバーのうちの独立・自営希望者がグループで、この本を勉強しようぜと、役所の監査の技術的な側面を援助するサービス市場を開拓して、今日に至っている。

技術士会が社団法人という立場から、一部の会員のグループの為の営業活動が出来なくなり、この分野に興味を持つ会員は、幾つかのグループに分裂して活動している、現在では大阪と千葉、東京では我々の技術フォーラムと言う事になっている。

私自身は、シビルには縁の無い仕事をしてきているので、このグループでは報告書の査読・チェックを担当しているが、独立・自営業者の先輩として、グループの運営には、大いに興味をもって参加している。

私は、役所の技術者にはぜひ技術士資格を取得して、発注者と言う立場のエンジニアとして、社会のインフラ建設・メンテナンスに力を発揮してもらいたいと、考えている。

こういった主張の具体化には、この技術フォーラムというグループ活動が、監査という仕事をやりながら、今後色々提案していこうと、話し合っている。

ceaの活動に参加した新人諸君には、こういった公共事業に是非興味を持ってもらい、様子を見に会合に出てきてもらいたい。



主張・提言 2011.09.30.森田裕之 / Yuji Morita

28日の「イヤシロチ研究会」は、最近パワースポットで有名な「分杭峠」見物と、そのあたりの地学的知識を仕入れるために、大鹿村中央構造線博物館
長野県下伊那郡大鹿村  http://www.osk.janis.or.jp/~mtl-muse/
の訪問、集合は諏訪湖畔の諏訪大社ということで、600KMのドライブ旅行でした、10名が参加しました、運転した諸君に感謝。

私は自分がドライブ大好きなので、今回初めて高堂君のハイブリッドカーに乗せてもらい見物したが、いやなかなか気分のいいものでした、第一あんまり疲れないのがいいね。

博物館での説明は、日本列島の生成からのスケールの大きな話で、分杭峠にはあまり関係のない、むしろ最近の地震の解説が納得できました。

分杭峠のスポットには1時間ぐらいいて、金谷君の測定機や磁石を眺めながら、おばちゃんグループとおしゃべりしていましたが、おばちゃんの中には、手にビリビリ感じるわよ、などと真面目な顔をしてつぶやいている人が居ました。

日本では、建国の頃の「卑弥呼」さんも、天理教の教祖の中山まささんも、高感度の女性ですから、測定器などで測って、変わり映えのしないところでも、パワースポットは忽然と現れるのだと思いました。

帰る頃になって、どうやらこの地域の村おこしの活動になっていることに気が付きました、人間さえ集まるようになればパワースポットになるんでしょう。

本当に気分が良かったのは、帰路に立ち寄った、諏訪湖畔の足湯でした、役所が公園に最近作った足湯の溝は、老若男女が靴を脱いで、ズボンをまくりあげて,ジャブジャブしながら陶然としていました。

諏訪大社の4本の御柱による「結界」は、あまり他の神社では見ることのできない装置で、かなり古い神社の形式なんだろうと思います、須佐之男命が祀られてりのですから、出雲大社と同じ系統ですが、もっと古くからあったんじゃないかと思います(住み着いた民族が古い)

「セキュリティロボット研究会」では、猪や山犬等の入り込めない畑=結界を、監視センサーとロボットでのシステムを創りだすべく、補助金の申請を計画しています。

ともあれ、ceaの色んな研究会のなかでも、イヤシロチ研はまだ2回目だけど、ユニークな活動で誰でも楽しめる研究会になりそうで、大いに期待している、ceaの諸君の参加と、企画の提案を待っています。

主張提言 2011.09.06 森田裕之 / Yuji Morita

新人諸君と話をしていて、独立・自営業者のグループ活動に関して「誤解しているというか、常識をわきまえていない諸君が居る」ことに、腹立たしい思いがすることが多い。

新人はイベント・講演会等があるときは、率先して受付や記録係、議事録を作るとか「役割」を引き受けるべし。

見学先や講演者を呼んでくるなどの、ステアリング委員会での世話人を援助すことを、積極的に行うべし。

グループ活動として対外的なお付き合いをするときは、グループ活動を立てて、(俺が俺がというような)個人の動きを遠慮すべし。

過去のキャリアーやステイタスを振りかざすことなく、グループの一員として、先輩を立て、グループのガバナンスに従うべし。

グループの対外活動で「評判の悪いメンバー」が、グループから「追い出された話」は、技術士会の歴史にゴマンとあることを、自覚すべし。(今日、技術士会事務局の西村さんと話てたが、最近でもあるらしい)

主張提言 2011.08.20.森田裕之 / Yuji Morita

上智大での微粒子問題のステアリング会議の帰り道で、若手の独立・自営の2人の諸君に、スタートは自宅事務所以外の選択はないよ、と話をしました。

私は、独立したてに若気の至りで、3年くらい自宅のそばのマンションの一室を事務所でやっていましたが、バカバカしくなって止めました。

これは、別に技術士事務所の話ばかりでなく、ベンチャービジネスの会社でも同じです、家賃が払えなくなって消えた(仲間内の会合に出てこなくなった)技術士が、わんさと居ることを、後輩は反面教師として下さい。

主張提言 2011.08.06.森田裕之 / Yuji Morita

技術士には、名刺・自己紹介に専門分野を表示することが義務付けられている訳ではないが、相手に口頭でもいいからはっきり知らせることが常識である、これを知らない人が多い。

最近の原子力発電の災害で、原子力の技術士部門を作ったと称する技術者がマスコミに出ていたが、確か19番目の一番新しい技術士の専門分野だと理解している。

実際の原子力の発電プラントの中身は、9割方は化学プラントと似ていて、普通のポンプやコンプレッサー、モーターや配電盤といったインフラ機器で成り立っていて、あらゆる専門の技術者がよってたかって設計・建設・メンテナンスしているはずだが、肝心のリアクターの専門は原子力の技術士が、責任者でなければいけない。

ある弁護士の事務所で、鑑定書について話をしていたときに、専門表示のない技術士の名刺を見せてもらったときに、とっさに「専門表示を依頼して下さい、専門以外の鑑定については、遠慮するのが常識ですから」と、技術士の倫理の話をしておきました。

技術監査のグループ活動であるNPO・技術フォーラムの報告書も、テーマにより対応する技術士が専門分野を明示して書くことになっています、色んな専門分野の技術士が分担してチームプレイが、必要になっています。

主張提言 2011.07.13.森田裕之 / Yuji Morita

 菅首相の場当たり的な提案に、周りがついていけない様子が、情報化社会の良いところで、あからさまになっていて、選挙が楽しみになってきた。

人のことだとよく分かるが、我々だってグループを作って勉強・研究しようとしても、テーマがいかに時流を反映していても、人が集まらないことには、会は始まらない。

会には「お楽しみ」が必要であり、世話人のキャラクターが大いに関係してくる、これは長年の私の経験で、かなりよくわかるようになってきた、露骨な仕事がらみの会合でも、お楽しみを隠し味にする「大人の会合」にするのが、プロの付き合いというものだ。

そういった意味で、最近始める「イヤシロチ研究会」は、お楽しみ先行で神社やパワースポット見学で楽しみながら、インターネットの中では探せない、勉強・研究テーマを発掘してみようと、目論んでいる、興味ある人は参加してみてください。

主張提言 2011.06.09.森田裕之 / Yuji Morita
振り返って若い頃から、自分の行く道の参考にしていたのは、数年年上の先輩諸氏である。
最近、稲門OBの技術士グループが、学生対象に技術士制度の説明会をやったが、学生が5人しか来なかった。

考えて見れば、自分の祖父や親父世代の年配者が、学生に今時の就職に関わる話をしても、学生にはピンと来ないのは、当然と言える。

ところが、この会に定年前の会社員が、初めて稲門技術士会のイベントに参加して「社会貢献」の経験をしたことが、余程嬉しかったのか、私に終わった後のパーティでの私との立ち話が、素晴らしかったという趣旨の、メールをくれました。

こういうボランティア活動は、それこそ「社会的影響」をよく考えたイベントをやらないと、単なるボランティアする人たちの「良いことやっている気分」を満たすだけになる可能性が大きいい。

よって、学生には、会社で若くして技術士を受験・取得した人がレクチャラーにふさわしいし、定年前の会社の技術士資格者には、独立・自営のシニアが経験を語る、という会にしていかないと、長続きしない会になってしまう。

主張・提言 2011.05.06.森田裕之 / Yuji Morita

技術士ではない井戸田勲さんという外野の有力者から、私宛に以下のような提案をが、送られてきました。

私は、皆さんご存知のように、独立・自営業としては40年近い技術士の経験があり、それなりの一家言を持ち、後輩の育成にも時間を割いて色んなイベントを主催してきた。

独立・自営の技術士は、日本で200名ほど居るらしいことは、分かっているのだが、いかにも資格者全員数万名からすると、マイナーな人数であり、下記のような技術士制度に関わるテーマへの主導的な立場を執ることには、いささかたじろぐところである。

欧米先進国の技術者教育と資格については、良く調べてみたいし、運動開始前に仲間内でしばらくは、月例の勉強会をやってみたいので、ceaの諸君の協力をお願いします。

貼りつけー

優れていても世界に通用しない日本独特のエンジニア資格の改革・改善を急ごう!

いつまでも鎖国状態では世界の潮流に乗り遅れる。技術者資格のガラパゴス!
ボーダレス化社会で必要となった技術能力の世界標準化!
(工業製品だけでなく職能資格も世界標準時代)
JISがISOにとって代われたように技術者資格においても早晩海外資格にとって代われるようになる!(技術者資格のアメリカ化を防ぐ手立てを)
難関で評価の高い「技術士」資格が、しかし国際社会では通用しないばかりか国民の生命、財産、安全を守り、真に社会貢献できる職能としてのプロフェッショナル資格となっているか!
(※プロフェッショナルエンジニアとは参照)

ではどうする!!
現在の「技術士」資格の内容と体制を抜本的に改革・改善する。その根本的改革は現在の「技術士」の立ち位置を、技術士制度導入の遥か50数年前に戻し、本来の日本のエンジニア(技術士)として、目指した姿にするために、現在の「技術士」資格の名誉的独占(称号)から免許的資格(業務的独占)に切りかえ、“技術士”に技術力と責任感と倫理観を強く求め時代の先兵としての役割を担うことである。

研究会フォーラム(私案)
1.研究会フォーラム名: 「技術士」資格の名誉的独占(称号)から職能的免許資格制度へ
2.研究会フォーラム組織: 会長     1名                
副会長  2 名
                  事務局長   1名 (森田先生就任)
委員     10名以内
顧問     複数名
他                    以上、森田先生のグループより推薦。

3.研究会フォーラムの狙い: 個人としてのエンジニアの立場を確立させ真に国民の生命、財産、
安全を守り、高い倫理観と、社会的責任を持つ技術士を目指すこと。

※プロフェショナルエンジニアとは
プロフェッショナルエンジニアとはプロフェッショナルとエンジニアという言葉が日本語ではそれぞれ  “専門的”“技術者”ということになるが、英語のProfessionalという言葉とEngineerという言葉はそれに該当する日本語よりははるかに広く深い意味を持っている。その言葉はもともと“profess”(宣言する、公言する)という動詞からきている。「公に誓い立てること、すなわち神の召命に従って知的な仕事に従事すること」を意味した。そして社会を構成するのに必要な聖職者、医師、法律家、技術者、教師などがプロフェッションすなわち公に誓いを立てて仕事をする職業人であることと規定された。
プロフェッショナルな人物とは職業を通して、社会や市民に貢献する責任と義務がある人物を指すのであり、その自負心と誇りが厳しい倫理観を支える基盤となっている。

主張・提言 2011.04.25.森田裕之
技術士会は社団法人として、収益事業が出来ないと言う事で、これまで技術士会を、営業の窓口にしてきたグループの諸君は、独立を余儀なくされているようだ。

不得意な、営業や事務処理を事務局に委託してきたグループが、自立することは、簡単なことではない。

技術士会の長い歴史を見てきたが、金銭的にも、気持ちの上でも、余裕のあるリーダーとか、ボランティア精神に満ちたリーダーがトップに居ないと、馬糞の川流れ=バラバラの個人になっている。

cea・組合では5月7日に、年に一度の独立支援のシンポジウムを開催して、10人程来る新人に、独立・自営と言う考え方を、手を変え品を変えて、理解してもらう。

新人に一番判り難いのは、彼等は「何処かに、自分の専門技術を生かしてくれる仕事の情報機関があるのではないか?」とか、「コミッションを払うから、自分のマネージャーをやってくれる会社・機関は何処にあるのか」など等、そのほかにも「資格は多く持っていれば、営業分野が広がり、仕事が取れやすい」と言った風評にかなりいかれている。

cea・組合は、組合員・ネット会員ダブっているが、100人位の独立・自営の技術士が参加している。
新人は、ここに居る先輩と付き合いながら、見よう見まねで、独立してみると言うやりかたが、現在では、最も賢い方法なのである。

我々から上の世代は、業界のパイオニアとして、誰に教えてもらうことなく、試行錯誤しながら、今日の地位を築いてきたのです。

主張提言 2011.04.03.森田裕之
近ジャーナリストの堀井さんという編集者に、インタビューされて気がついたのだが、「ものずくりとか匠の技」と彼等が対象としている技術は、私が考えている技術と全然違うと言うことが判った。

私は、技術というのは、企画・設計、製造・施工、市場開発・販売、保全・メンテナンスの各ステージに存在するもので、同業者・業界の間で競争・切磋琢磨されている、と理解している。

又私は、技術というのは、一つのテーマでもメーカー、ユーザー、研究者の間で、異なる側面を持っていて、近代化というのは、分業化という別な言い方も出来るのである。

今回の大災害で顕在化したことに、如何に多くの部品が、沢山の会社に由って作られているかということであった。

技術コンサルタントと標榜して、飯を食っている我々は、世の中の期待にどう答えていくか?
今年は、6月の総会を終えたら、cea・組合のグループ力の発展はいかにあるべきか?の議論を開始することに決めた。

主張提言 2011.03.04.森田裕之

独立・自営を始めたばかりの諸君が、自分の仕事の開拓に専念するのは、当然のことだ。
同様に、自分の専門分野の業界の会社の諸君も、自分の会社での仕事・製品の市場開拓が、一番気になり、それが仕事だと言って良いだろう。

つまり、大きく言えば、世間・会社が技術コンサルタントに求めているのは、半分以上市場開拓・マーケッティングだと言っていいだろう。
それも理論や方法論・手法でなく、具体的な方策である。

私が、1972−3年から始めて、40年近く飯を食べてこれたのも、スタートしてすぐ、このことに気がついて、私自身の方針にしたからだと、信じている。
具体的な方法は、業界のメーカー・ユーザー・研究者のエンジニアを集めて、勉強会・研究会を主催・世話することだ。

肝心なことは、テーマの設定である、応用問題は、色んな組合の研究会が試行錯誤している、今年も研究会から、補助金申請グループが色んなテーマで、出てくるだろうと、楽しみにしている。

主張提言 2011.02.03..森田裕之
昨年末の我が家の餅つきに、営業のコンサルタントをしている河北君が連れてきた、ART-HIKARIという会社の、館林にある社長・古川さんの研究所・工場に、仲原君を誘って、2月1日に見学と話を聞きに行ってきました。

古川さんは、典型的なベンチャー技術者で、溶接機の電源サイズを超小型にする技術を発明して、溶接機を製作販売しています。

溶接のマーケットは、機械屋の基本ですから、ありとあらゆる機械メーカーに関係有ります、生産ラインや現場にある道具ですが、溶接機自体は安い装置で、自動機とかロボットとかと組み合わせて、ようやく営業マンが売り歩く商品になります。

こういう会社が欲しいのは、どうやって売るかのマーケッティングのコンサルタントで、技術的にはあまり援助することがありません。

技術士の独立希望者は、専門分野を看板に、独立すると、こういうケースに出会うことが多いと思います。
私は、仲原君が年齢的にも、専門分野でも、業界的にもぴったりなので、こういう会社と、どう付き合うかの、実地教育をしてやることにしました。
(稲門の後輩の江口君も専門分野だから、参加するかもしれないので、CCしておきます。)


たまたま最近、彼が金属フュームの研究会をやりたいと言っていたので、この研究会を利用して、古川さん発明の溶接機のことも、市場開発の試みをして見ます。

毎度言っているように、研究会は、メーカー・ユーザー・研究者・コンサルタントの4グループを、どうやって編成するかである。
工場見学会を沢山やることによって、仲間を作っていくのが、一番オーソドックスな方法です。

古川さんは、溶接機以外にも、水をクラッシュして噴霧するノズル(プラズマ状態の空間を作る)という、MNB(マイクロナノバブル)やAPP(大気圧プラズマ)、微粒子問題研の研究会の諸君にも、興味のある部品を作っています。

追々、我々の仲間の研究会の諸君とのコンタクトする機会を作りますので、研究所を見に行ってください。

主張提言 2011.01.12.森田裕之

ceaの皆さん、森田裕之です,私の2011年の初頭に当たり、自治体の役所のエンジニアに関する主張提言を聞いていただきたい、ニューシビル研究会の装いを新たに、しばらく下記のテーマの具体化について、研究を始めたいので、興味を持った諸君の参加を歓迎します。


、役所の技術系新人研修や役所への就職希望の技術系大学生を対象に「発注エンジニアリングの研修の内容は、技術フォーラムで実施している、監査の事前の質問書(建築・土木・上下水道・情報・廃棄物処理等など)と、報告書を中心に編集します、

技術監査法人である「地域と行政を支える技術フォーラム」は、役所のエンジニアが発注者としての立場を全うしているかどうかを、監査・チェックしているわけですから、最適の教科書になります。

私が、編集人として考えてみると、教科書としてはこれで良いと思いますが、読み物的な部分を追加するとすれば、役所の仕事を受けている業者・OBが、発注者としての役所のエンジニアのあるべき・あって欲しい姿を、それぞれの分野の専門家として、注文をつけても良いと思います、エッセイ的部分を、各所にちりばめることになるでしょう。

この運動は、同時に「役所のエンジニアは技術士資格者である」というテーマに直結しているので、大学OB会や協同組合の受験研修会もセットしたいと、橋本良昭君に試案・パンフレットを考えてもらいます。

当分の間、私の出席する会合で、色々な諸君に相談しながら、研修会・教科書としてまとめていきますので、協力してください。

主張・提言 2010.12.21・森田裕之
「団塊世代」

今年私を魅了した言葉は、なんと言っても「免疫力」だ、広く考えれば、精神も肉体も人間は免疫力によって守られていると言っていいだろう。
最近、末期がん患者のみ、20年間に150名、70%近い治癒率を発表したお医者さんの話を聞いたが、抗がん剤・放射線・手術と「食事療法」の組み合わせで、「免疫力」を測定しつつ治療すると言う方法だそうです。

食事療法のみが免疫力の向上に寄与する、その他の治療法は全て免疫力の低下を招くわけだ、と言う理論が説得力あるねえ。

私の感じでは、適度な運動と言う項目も案外重要で、知り合いのシニアが、脚や腰の不具合・怪我から急に老化が進行するケースを見ている、運動不足による筋肉の劣化は、案外急速に進行しているらしい。

団塊世代の新・老人諸君、諸君は色んな意味で、これまで時代を転換させてきた、これからの日本が老人天国になるか、老人地獄になるかは、諸君の行動によって大きく変わって来ると予測されている。

主張提言 2010.12.14.
「技術士・森田裕之の論点。」

怒涛の師走は先週までに概ね無事にこなし、これから30日の餅つきまでは、暇になるので今年の反省を含めて、私の技術士としての論点を、考えて見ます。

私はサラリーマンは10年位しかやっていませんので、40年やってきた、個人の独立・自営業者としての技術士の立場を、論ずるしかありません。

数年前、それまでは自分が飯を食うことしか考えて来なかったのですが、突然自分の老齢を自覚して、「後進の育成」と言う柄にも無いコンセプトに目覚めました。

以来、微粒子ゴミ・マイクロナノバブル・大気圧プラズマと皆さんも良く知っている勉強会を始めました、このやり方は昔JTTASの井戸田さんが盛んにやっていたやり方で、研究者(学者)・メーカー・ユーザー・コンサルタントのセットをどうやって構築するかがみそで、誰にでもできると言うわけではありません。
この延長線上には、セキュリティロボット、腐る循環水、金属フューム等の研究会が出来ると思います。

技術士は欧米諸国では、PEであれCEであれ、serve to the public
即ち、公共の福祉に寄与・貢献することが、社会から求められています、日本だとて同様でしょう。
私は、技術士としては役所・シビル関連業者とはまったく付き合ったことが無く、取りつくしまも無かったのですが、運良く3年前に、元港区長の稲門の後輩、原田敬美君のNPO・技術フォーラムの設立の参加して、これまでの日本には無かった技術監査法人のインキュベーションに汗をかいている。

今年は私がメシ食ってきた、プラスティックや機械の業界の若手の諸君の会社・団体の垣根を越えた付き合いを始められるように、「周辺技術研究会」と言うグループを発足させた。
これまで、7社の工場見学、参加メンバーも30名を超えました、
ここで私は来年は「同業者お断り」という日本の会社の後進性を打ち破ってやろうと、企んでいる。
同業の会社のエンジニアの交流こそが、グローバルな外国との競争に打ち勝つ唯一の手段であることに、早く経営者も目覚める必要があるね。


そんなわけで、今年も元気で年末を迎えたが、30日の餅つきというイベントが締めくくりになる、このイベントは私の独立前からやっているが、最近は70名くらいの人が集まります、息子達が実質的に運営してくれるので、こちらは暢気に酒を飲んでれば良い。

主張提言 2010.11.29、森田裕之

国学院大の大橋理事長の講演をきっかけに、メールのヤリトリになり、以下のような尾崎君の傾聴すべき意見も送られてきた。
元は、大橋先生の、

貼り付けー
大橋さんは、「若者に、自分も技術士になりたいと思わせる見本になって欲しい。目立て」。
「良心ベースの公益重視はゴマンといる。宣誓しているのは技術士だけ」。
「CSRの外から見える支柱として、組織の中で存在を主張して欲しい」。
「期待されない大学教育、その伝統をひっくり返す先導者となってほしい」。
と、技術士に望むと、締めくくりました。
貼り付け終わりー
これに対して、尾崎君のメールの核心は、

貼り付けー
森田裕之先生
尾崎光三より。
僭越な一言をお許しくださいませ。
賛否の経緯があるにいたしましても、技術士制度を米国風PE制度として再構築する中で、制度の下半身をJABEEシステムに繋ぎ込みました以上、JABEEシステムと技術士の連携協働(見方を変えますと、技術士制度サイドからJABEEシステムへの影響力の付与)が、重要かと存じます。
その観点から、JABEE活動への大量の技術士の参画が不可欠のよう思われます。参画の機会がございましたら、広くご案内頂ければ幸甚でございます。
次いで、下記文面中の「公益重視」の点でございますが、現行の技術士法第45条の2に、技術士、技術士補の責務として、「公共の安全」「環境の保全」「その他公益を害することのないように」努めなければならないと規定されております点を技術士、技術士補は、誇りに思うべきところかと感じております。
弁護士法以外の士法では、この種の社会貢献の責務を規定している例は、見かけません。弁理士の業界でも、弁護士法との対比的関係から、社会貢献責務規定の書き込みを、永年、要望しておりますが、管轄官庁のドライブが得られませんので、いまだに実現しておりません。
貼り付け終わりー
と言うことになる、論旨明快だね。
私は深く同感して、今日はこのヤリトリを、主張提言とする。

主張提言 2010.10.29.
最近、微粒子研の会合で、落合雄二さんという、一回りくらい若い、日立のOBで、秋田の学校の先生をしている人と、話をしたが、彼の話したいことは、要は「日立という会社は、博士や技術士を沢山生み出しているにもかかわらず、業績に結びついていない、会社=事務系の連中の技術者の使い方が悪いのだ」と言うことらしい。

SMEのメンバーにも、島根県のコンサルタントをしている谷口修君という日立OBの仲良しが居るが、彼も口を開くと、同じ様なことをブツクサぼやくのが、口癖です。

稲門には、若い平井省三君がそうだが、会社やOBの先輩方の状況を、冷静に客観的に眺めている様子です。

我々の組合にも、古くは畑 明さん、岸君もそうだし、独立・自営している諸君も、多分一番多いかもしれない、日立は多分、最大の供給源でしょう。

私なんかの世代から言うと、日立・東芝・三菱と言う重工長大の会社が、これからの世界のインフラの担い手として、世界企業に発展すること間違いなし、と思うが、日本の発展途上国時代に伸びた松下・シャープの家電・軽薄短小の会社は、サムソンやノキアのような世界企業に、やられる可能性があるんじゃないか、心配している。

客観的に判断すれば、日立と言う会社は、OBまで含めて、沢山の技術者を育成して、会社で利用するばかりでなく、関連会社や地域を含めて、多大の貢献をしていると思うね。

良い会社じゃないですか、ねえ諸君。

主張・提言 2010.10.11.森田裕之
カウンターによると、この組合・ceaのホームページには毎日100名の人が見に来てくれるらしい。
最近、技術士では無い人に、読んでますよ、と言われて恐縮したが、掲示板にでも投書してくれると、ありがたい。

私は、世の中の事は、答えが一つではないと思っている、少数意見につく事で生き延びてきた、
私の幼い頃の満州での経験により、70数歳の今でも、多数意見には疑いを持つことにしている。

今の政治問題で言えば、「小沢一郎の政治と金の問題」で、国民の多数が「推定有罪」であると言う前提に立って意見を言っているが、私は違うと言う判断をしている。

日本の生産技術の海外流出を止めようとか、あたかも悪いことのような論調があるが、私は止められないし、あながち悪いこととは思っていない、残念ながら私にお誘いはかからないが、会社を辞めた技術者・定年後の諸君が外国の会社に出かけるのは歴史の必然であり、日本という国はそんなことでは、びくともしないと思う。

私の次男に出来ちゃった結婚の孫が出来ました、私は彼等に私達との同居を、提案しようと思っています。
我々の知り合いでは、ほとんどが子供の独立が常識で、都会の近隣では、核家族化が大勢を占めている、私は近年この常識に疑いを抱いてきたが、今頃になって機会が訪れたので、息子夫婦に提案してやろうと、決めた。

主張提言 2010.08.23.森田裕之

「新規開業技術士支援研究会」に出席した諸君への「自己紹介」提言キーワード

1.PE(日本的解釈による)的独立か、CE的独立か?

2.メーカー・ユーザー・産学連携いずれの出身か?

3.定年前・定年後、あと何年働くか?

4.専門分野の学会・業界団体は?

5.異業種との付き合いは?

6.奥さんへの2-3年分の家計費用分の貯金は?

7.勉強会・研究会への参加、または自分が作る?

8.独立・自営している自分の理想的自画像は?

9.先輩・メンターはいるか?

10.身体を鍛えているか?

主張提言 2010.08.08.森田裕之
「利益相反・conflict of interests」

第一土曜日の定例会で、最近独立した機械部門の後輩の河相君が、「独立志望者・10人位の前で、
その奮闘振りを正直に話してくれました」、独立前の不安な状態の諸君には、大いに参考になったことでしょう、せっかくの出会いですから、仲良くなって相談に乗ってもらったら良いと思います。

私は、独立・自営40年のベテランですから、河相君のような初級者から、どうしたら中級者レベルにいけるようになるかを、アドバイスしておきましょう。

その一、
君は、頼まれて仕事をするというスタイルが好きのようで、実際は仕掛けた仕事も、頼まれてやると言う言い方をしています。

頼まれて受ける割りには、先方から「利益相反」を楯に会社に入ってくれ、などと理不尽な事を受けているらしい。

早く、専門家レベルのコントラクト・エンジニアから、コンサルタントの契約が取れるよう、先輩に教えてもらうことです。

私は、契約までが仕事で、契約したら、仕事はしないことにしています、私は一度たりとも、利益相反などという交渉はしたことがありません。

機械部門の先輩で、フィルター専門家の故・海崎英蔵先生は、自分から「利益相反をしたくないので、御社の社長の給料の倍のコンサルタント料をくれれば、契約します」とフィルター大手3社に交渉したと、自称しておられました。

その二、

沢山の会社と付き合って、便利屋みたいな立場でスポット的に仕事をしていると言う印象を受けました。

どこかで、提案するエンジニアに変身して、これまで付き合った良く知っている会社に売り込むテーマを、じっくり考えてみたら良いと思います、ネタは研究会を自分が作るか、仲間の研究会に入れてもらって、見つけることです、もう十分試行錯誤はしたと思うので、俺の本をよく読んで、立派な技術コンサルタントになってください。

その三、

ゆっくり時間をかけて、身体を鍛えた方が良いと思います、決して遅くは有りません、君の身体は脆弱な、しまりの無い印象を受けました、コンサルタントの付き合いは、長いことを、私は実感しています。

その四、

技術士仲間の付き合い方も、あまり上手じゃないみたいだね、年寄りの暇つぶしに、利用されないように。

「技術監査人について」 2010,07、24.森田裕之

この講習会の講師・受講者は、いずれもいわゆる「監査業務の経験者」であると思いますが、今回我々が創設した「技術監査人のコンセプト」とは何か、何が同じで何が違うのかを具体的に説明します。
NPO・技術フォーラムで、研修を受けて、技術監査人を名乗って仕事をしようと考えるに至った諸君に敬意を表します。

技術士会での技術監査業務の歴史は、3-40年になります、我がNPOはわずか3年目に過ぎません、しかし私はこのNPOの発起人であり理事でありますが、今年は「技術監査人(TM)」というトレードマークを特許庁に出願したこのNPOが、このたび本も出版し、役所からの監査業務も受注している現実を体験していて、このNPOが日本の技術監査人のlegitimacy=正統性をはっきり握ったなと、判断しています。

1.技術監査人とは、技術士あるいはそれに準ずる専門の資格を持っていることが必要条件で、その専門分野の業務を監査します。
お医者さんのセコンドオピニオンと、よく似たシステムです、心臓手術の出来る外科医のみが、心臓手術のセコンドオピニオンを出すことが出来るのと同じです、ピアチェックとはそういうことです。

つまり、世にはびこる監査業務の専門家というコンセプトとは、まったく反対です。

2.独立・自営の技術コンサルタント業務の中の主要な分野の一つです、会計監査法人では、監査の仕事は若い新人の担当するケースが多く、コンサルタント業務はベテランが担当するそうです。
利益相反とか、倫理問題をクリヤーして、業務拡大の一環として監査の仕事は重要な分野です。

3.我々が主張する技術監査人=auditorは、先進国の世界基準そのものです、日本で200冊出版されている監査に関わる本は、全て内部監査の本で、我々が今度出した本は、日本で始めての(外部)監査の本です。(日刊工業鈴木君の意見)

4.日本の組織における監査役・監査人は、岸田秀が何年も前から指摘しているように、「自閉的共同体」の一員であるから、形式的に組織を外れていても、auditorの公共的役割は果たせない。
監査報告書を利用したい、株主・市民・消費者・役人・会社員が満足できる内容が無いのが、普通である。

5.以上が2009年版の教科書の記述です、技術フォーラムはこの一年に地方自治体からかなりの数の監査の仕事を受注しています、監査の仕事を受けて、報告書を収めてから、NPO・技術フォーラムの対応・仕事振りが、これまで頼んでいた外部の監査人とは、大分違うと気がついて、コンサルタントの仕事の依頼も増えてきました。

蛇足.日本では、これまでも、これからも、監査業務の消長は不祥事の暴露と表裏一体の関係があるだろう、独立自営業者の市場開拓の手段としても、業務監査のセコンドオピニオンの提案は有力な方法であり、新人は自分の住んでいる地域の地方自治体に、技術フォーラムに用意されている「営業資料」を持参して、営業して、受注したら技術フォーラムの先輩に監査業務をお願いして、その実技を助手として見せてもらい、一人前の監査人としての常識を身につけることをお勧めする。

主張・提言 2010.07.03.森田裕之 / Yuji Morita

技術コンサルタント業者として長いことお客さんと付き合ってきたが、基本は「信頼感」だと思う。

技術の専門家やコンサルタントの人材紹介としてスタートした、JETO・技術経営責任者協議会の運営会社の株・技術経営機構の大塚君とは、ここ3年は毎週一回、私はこの会社の監査役として一時間ぐらい、顔をあわせているが、昨日はシミジミと、「始まりは色々、専門家としてであったり、紹介者があったりだがコンサルタントの仕事は、余程の信頼が生まれない限り、頼まない、と言うのが世の中の原則だよね」と言う話になった。

同じ頃スタートした、技術フォーラムでも、最近は複数の役所から監査の仕事振りを信頼されて、コンサルタントの仕事の話が、ボツボツだけど舞い込むようになってきた。

信頼感以外で考えられる、顧客に対する専門家とコンサルタントの違いは、「問題解決の方法が、顧客が力をつけて、自力・教育で問題解決出来る様に工夫するのが、技術コンサルタントのやり方」であり、これがなかなか新人には判らないらしく、顧客サイドも理解しないケースもあるので、簡単ではない。

3つ目は、「頼まれたことだけを解決すれば、仕事は終わりだと思ってはいけない、何でもいいから提案することである。」自分の専門分野以外の場合は、技術士の先輩や仲間を利用することである。

技術フォーラムでは、監査の陪席と言う制度を利用して、新人に先輩の監査する現場を、観察する機会を与えている。

組合・ceaでは、研究会が複数出来つつあり、ここから技術コンサルタントの仕事を沢山作り出すことが、私のここしばらくの大目標である。

主張提言 2010.06.09.森田裕之 / Yuji Morita
会社に勤めている技術者で、技術士資格を取った連中が、自分の職場以外の部署の援助(営業部門のヘルプや、研究部門へのアドバイス等をして、(社内)コンサルタント業務をしたかのごとき発言をする。
建設・土木の設計図面を、役所の外注業者として請け負う会社が、建設コンサルタント業を名乗っている。
私は、この国・日本では、コンサルタントという言葉が、あまり良い意味に使われていないような気がしてならない。
私は、コンサルタントというのは、仕事を出す人、受ける人で無い独立した第3者であることが必須の条件だと思って40年近く商売をしてきた、契約によって仕事を出す会社・受ける会社をお客にして相談に乗るという単純な構図である。

何年か前までは、技術士試験の面接で、こういった社会における、技術コンサルタントの立場を、しっかりとテストする伝統があったのだが、最近は専門分野のチェックしかしないらしく、グローバルな常識に欠ける新人があとを絶たない、嘆かわしいね。

主張提言 主張提言 2010.05.18.森田裕之 / Yuji Morita

主張・提言というタイトルは、なかなかいいタイトルだと気に入っています、必ず発言する人の「立場」が明示されることが、要求されるからです。
人類の為とか、日本人の為の主張提言は、読んでもらう人が居ないとすると、ただの寝言に過ぎません。
そういった意味では、「技術士」と言う立場はあるのでしょうか?
世間では、技術の専門家と言った立場は認めてくれるかもしれませんが、その前に、役所の人間、なんとか会社の人間と言うようなくくり方の方が、日本では常識的な見方になっているでしょう。

何時からそうなったのか、私には日本のシビル業界のことは良くわからないが、建設コンサルタント会社は、役所の設計案件を業者として仕事をしている会社であって、技術コンサルタントや技術監査と言う業務をやっている会社ではない、看板に偽りあり、だと思うのだが、誰か教えてください。

私が知っている先進諸国の役所は、発注者として、独立・中立の技術コンサルタントを役所の代理人やコンサルタントとして雇っているのが普通で、勿論施工会社や納入会社にも雇われているPEは沢山居ると思うが、社会的なステイタスは、独立・自営のPEが圧倒的に高いのが、常識である。

日本の輸出産業は、自動車・電気製品の次は、役所・自治体に蓄積している「生活インフラ技術」であると言われている、役所の技術者が業者のグループを引き連れて、世界の中小都市の都市インフラの設備投資の仕事を取ってくれると、日本はしばらく安泰である。

ーーーーーーーーーー
保坂さん、森田裕之です、私は役所がらみの仕事の経験が無いので、技術士会に入った大昔から、コンサル業界と称する建設関係の諸君が、私の考えているコンサルタント業務をやっているとは思えず、不思議に思っていました。

原田君が区長を辞めたあとに、技術監査人は独立・自営の技術士の仕事だと、彼を叱咤激励してNPOを始めました。
私の考える発注者の代理人やコンサルタントも、独立・自営の技術士の仕事の分野だと、昔から思っていたのですが、保坂さんはどう思いますか?

先進諸国のシビルの業界はどうなのか、一度レクチャーしてくれませんか?

主張提言 主張提言 2010.04.07.森田裕之 / Yuji Morita

先月あったSME(society of manufacturing engineers)・東京支部のステアリング委員会での年次活動の反省会で、講演会・工場見学の企業内の技術者の出席者が激減して、その分定年以降の年金技術者が増えている、と言うことを「なんとか会社の技術者の興味のあるテーマを考えて、SMEの理念である教育的なイベントを考えよう」と言う意見が大勢を占めた。

私は、「そんな何十年も前のSMEの役割は、とっくに終わっていて、アメリカの本部も事務局が4-500名居た時代から、今では数十名に激減して、寄付・資金がまったく集まらない時代に入ったと聞いている、東京支部は、これまでのように、シニアの好きな「儲かっている会社の工場現場見学」と言うテーマを追求すること、講演会には出来るだけ市場での勝ち組の会社の人に来てもらって、その会社の物語・顛末を聞きだす、工場見学をする、というイベントにするべきだ、と主張しました。

最近、私自身シニアになったことを自覚して、技術士会のイベント・予定表を見て,時間があれば参加しているが、概ねSMEと似たり寄ったりで、参加者はシニアであり、面白いのは講演者が現役の会社員である、シニアの講演者の話は昔話・自慢話が多く面白くない。

工場見学と近場の名所旧跡の組み合わせは、シニアにとって非常に魅力的なテーマである、ceaの研究会関係者の諸君は、イベントを考える時にこのことをせひ意識してください。
ただし、ceaの研究会は業界最先端の講演・補助金申請・見学がセットになっているので、会社の現役エンジニアを取りこむ努力を怠らないように、気をつけたい。

主張提言 2010.03.09.森田裕之 / Yuji Morita

技術士という資格を、技術系学生や若い会社勤務の技術者にPRすることは、この資格の社会での存在意義を存続する上でも、重要な仕事である、優秀な技術者が資格者として世の中で活躍してくれないことには、先細りになってしまう。

私は、最近稲門技術士会の副会長として、学校の先生方を巻き込んで、学生や若い技術系会社員に技術士という資格のPRを大々的にやってやろうと、企んでいる。

問題は「講師」である、私の最近の見聞・経験では、講師と生徒はなるべく年の差が少ない方がよろしい、誰だって自分の3-5年後くらいの未来であれば、興味さえ持てば本気になって、対策するだろう。
30-50年後に話は、ほとんどSFの世界の話で、歳の差というのは、如何ともし難い断絶の壁がある。
これは、私が大シニアの年齢に突入してから判った実感だから、間違いないと思う。

独立支援の研究会でも、最近独立した人の話が、これからの人に一番説得力がある、30数年前からやっていて、今でも現役で沢山お客を持っている、などと私が自慢話をしても、これから始める人の参考にならない。

最後の最後まで会社の世話になった人のやり方が参考になるのは、同じ様な立場の定年前の人だろう、こういう人が暇に任せて、善意のボランティアでやることが、世の中でどう思われているのか、大いに気になるところである。

主張提言 2010.03.05.森田裕之 / Yuji Morita

今から書くことは、主張提言のコーナーに相応しい話がどうか、判断に苦しむが、今日ベンチャービジネスを売却した成功者の大塚君(技術士仲間では唯一の男です)と議論中に、「おろかにも、最近になってようやく私が気がついたことを、話したら、どうやら彼もしばらく前から判っていたらしい、それは、ー技術士は経営者になりたくないーという仮説である」

JETO・技術経営責任者協議会は、大塚君が発案し賛同者を集めたNPOとして発足したが、私も賛成して、自分の仲間を含めた技術者の知り合いに、技術者から経営者への道への勉強・研修の機会を作る運動に参加して、世の技術系経営者をお呼びした講演会をやったり、市場開拓・経理会計・会社法・経営学などの勉強会を企画して3年経った。

対象が技術士ということになると、どうしても年齢が高くなるのが難点だと気がついたのも遅かったが、今までのところ、ただの一人も経営者を志望する技術士が出現しないのは、大誤算であった。

今頃になって、こんなことに気がついたということは、私が老いぼれたと言うことか、技術士という資格を買いかぶっていたという判断ミスか、今の所その両方と言うべきかも知れない。

今日のところは、対象を若い世代に移す算段を考えること、あまり資格にこだわらない、元気な若者にどうしたら出会うことが出来るのか、試行錯誤を始めようと思っている。

主張提言 2010。02.04.森田裕之 / Yuji Morita

技術士のような資格を論ずる時に、案外無視されているのが「人との出会い」じゃなかろうか?
私は今でも嬉しいし、若い頃感激したのは、何処の誰でも、名刺を貰って技術士という肩書きがあると、途端に友達のような気分に一気に変化することである。

独立して数年たつと、技術士なんていう看板でメシ食ってるわけじゃないんだ、等と生意気なことを広言した時期もあったが、今では若くして技術士の看板で独立した諸君と会うと、「頑張れ、若くして始めれば、間違いなくうまくいくぜ」と言う気分になっている。

自営業と言うのは、本人のキャラクターで8割決まりなんだけど、それは始めたばかりの人には、よくわからないし、当然自分のことを冷静に客観視出来ないから、資格やマニュアルのあるコンサル業(私はこのコンサルというジャパニーズ
イングリッシュが大嫌いだ)に頼ってしまう。

私はメーカーに10年勤めてから独立して、ユーザーの客3社を得た時に、自営業者としてやっていけるという自信を得た。
今ではメーカーの顧客も何件かあるが、最初に自分の売りは何か考えたら、当時の潜在的顧客はユーザーしか考えられなかった。

私は今でも試行錯誤を繰り返すタイプの仕事のやり方しか出来ない、だから独立するなら若いときから始めた方がいいよ、と言う主張を繰り返している。
だから追求するテーマも沢山あるにこしたことが無い、微粒子もMNBもAPPも、イヤシロチも、自分の興味と仕事が結びつきそうで、楽しみにしている。

主張提言 2010.01.12.

森田裕之です、新しい年2010年の年頭に当たり、私が関係している組合・ceaやNPOに、最近参加してきた「新人」に一言申し上げたい。

諸君の参加した技術士のグループ活動は、先輩諸君のボランタリー(自発的な奉仕活動)の積み重ねで、今日の活動がある、このことは誰でも当初わかっているつもりでも、長年勤め人生活の長かった狭い世間しか知らない諸君の中には、グループ組織・先輩がなにごとかを「やってくれる」ことを、期待する人が出てくる。

曰く「技術コンサルタント業・技術監査人業のマニュアルが欲しい」、「会員を平等・機会均等に扱って欲しい」、「コミッションを払うから私の営業・マネージメントをやって欲しい」等である。

私のようなベテランは、このために新人の入会に際して、紹介者を必ず立てることにしている、新人の立ち居・振る舞いが眼に余ったので、紹介者を通じて辞めて貰ったケースが数回あったことを、諸君にお知らせしておく。

主張・提言 2009.12.27.
宮本君、森田裕之です、退職のメールをもらいました、君は我々の千葉工大との「NMB研究会」で講演してくれた、三菱電機の先端技術の、研究所の技術者だね。
我々の研究会は、「大気圧プラズマ応用研」と「微粒子問題研」があり、それぞれ
本を書く・見学会・講演会を年に何回かやることを、前提にしていますが、ようやく軌道に乗ってきました。

最近始めたばかりで、来年は定例会にしていければと、準備しているのに「イヤシロチを科学する研究会」と言うのがあります。
プラス・マイナス静電気や、プラス・マイナス・イオン、電磁波、磁場・磁気と人間の関係を勉強するつもりです。


以下の記事はceaの会員内に最近書いたものですが、最後の所の冷凍技術者で2,5年間、食肉に磁場をかけつつ冷凍したら品質向上するとしょうして、食肉業者に冷凍倉庫を売った会社のコンサルタントをやったと、技術士会の食品部会で講演した人は、三菱電機のOBで業界の権威者だそうです。
私は、こういう人はあまる好きになれないね。

君は、大分遠方らしいので、なかなか出てこれないでしょうが、先端技術をやっていた技術者にしては、まともな男に思えるので、我々の活動に興味を持ってウォッチして下さい。

機会があったら又合いましょう。森田裕之

主張・提言 2009.12.27.森田裕之 / Yuji Morita
ここ数年に運動・設立に関わったJETO・技術経営責任者協議会、技術監査人の技術フォーラムに関しては、創立メンバーとして、2010年にはどういう展開にしたものかと、この年末年始に「漠然」と考えてやろうと思っている。

共通して言えることは、大きな組織からの「独立」を果たした技術者・「個人」をサポートする組織・グループ活動である、違いは「経営サイドからのアプローチ」と「監査サイドからのアプローチ」の違いで、対象は今のところJETOが会社、技術フォーラムが役所になっているが、そのうち両方とも会社・大学・役所・NPOの何処でも対称になっていくと思う。

私個人も、1社の監査役をやっているが、今もう一社売り込んでいて、最近判ってきた監査役の立場を利用して、会社に貢献するやり方を実行してみたい。

それはともかく、この二つのNPOは、それぞれイベントで300人集めたり、会員が50名を超えたり、思ったよりしっかりとした発展しています。

私の立場は、ceaをベースにした「人材供給」紹介が主であるが、自分自身シニアであり、大方のメンバーは年下の諸君なので、少しは先輩として「えらそうな顔」ができることが楽しみの一つである、それからステアリング委員会には最優先で顔を出し、「楽しいイベント・見学・講演会・出版」にしようと、リーダーシップを発揮しようと心がけている。

最近ある講演会での講師が、「食肉の急速冷凍の過程で、強力な磁場をかけると、味がよくなる上に賞味期間が向上する」と主張する会社のコンサルタントとして2年半冷凍システムの設計・コンサルタントをしたと言い、冷凍食肉工業会が追試をやったら、磁場の効果は見当たらなかった、と言う業界の最近のトピックスを淡々と講演していた。
この人は、業界の権威者で、M社の冷凍機事業部門のトップを勤めて、OBに成ってから、その磁場の会社とコンサルタント契約をしたと言うことだ。

さらっとした講演だったのでその場では、おかしいと思わなかったけど、この人、典型的な大企業の技術者で、あまり物事を考えないで生きて来れた人なんだと、あまりお付き合いしたくない人だね。

「主張・提案」2009.12.04.



森田裕之です、先週の2回目の「公会計研究会」で提案したのですが、「役所の業務・仕事の見える化」というテーマに展開して行こうという意味です。

ヒントは二つあり、先日のJETOの講演会で、1000人社員のいる電気工事の会社、http://www.sangikyo.com/jp/
の仙石社長が、会社の仕事にパソコンを活用して、自分の仕事以外の部門の状況を、パソコン内で何時でも把握できるようなシステムを構築したら、総務部長、経理部長が要らない会社になり、現在売り上げが半減しているが、黒字であると、自慢していました。

役所と会社は、会計が違うように、正反対な面がありますが、役所が市民にも、仕事発注者にも、役所の仕事の内容を透明にしていくのは、時代の流れだと思います。

勿論今でも、監査報告書などは、一部公開されており、やっていますと、役所的には答弁するでしょうが、仙石さんが会社でやったように、徹底していません。

推進するのは、情報部門の諸君だと思います、岡・石川君はやや納得しているようですし、坂本・藤田・森・田原の諸君は、まだピンときていないと思いますが、皆面白いと思ってくれたので、もう少し、他の人にも呼びかけたいので、提案します。。

もう一つの「見える化」は、塗装の平田君のテーマです。

数年まえに長野県の田中さんが、県庁の仕事の「見える化」で、ガラス張りの部屋で会議をして市民に、パーフォーマンスしていましたが、私の提案は、電子政府の中身の具体的な提案を作りたいと、言うことです。
やり方によっては、監査なんていうチェック機関も、日常誰かに見られて、注意を受けながら仕事をしているので、必要なくなるような気がします。

主張提言「考えていない人」(211202,森田裕之 / Yuji Morita)

内田樹さんの「日本辺境論」新潮新書,を読んでいます。
半分くらい読んだところに、極めて重要なフレーズがあり、日頃考えていることを「主張」しようと思います。

118ページにある、「虎の威を借りる狐の意見」についてです、「自分の固有の意見を言おうとするとき、それが固有の経験的厚みや実感を伴う限り、それはめったなことでは「すっきり」したものにはなりません。
ー中略ーすらすらと立て板に水を流すように語られる意見は、まず「他人の受け売り」と判じて過ちません」また「主張するだけで妥協できないのは、それが自分の意見ではないからです」

私の経験でも、ここ数年、「地球環境・温暖化」をしきりに論じていた奴が、何時の間にか「農業」の専門家のような看板に塗り替えている、私に満足に反論できないが、察するに「単にこれから政府が税金を投入する分野で、専門家ズラしたいだけ、ということらしい」

私は、技術士を名乗る技術者は、専門家として興味ある分野に、普通の技術者より広く・深い見識と薀蓄をもたなければならないと、信じている。

その上、独立・自営を営む技術コンサルタントを志す諸君は、専門周辺の技術分野に関心を持ち、仲間を作り、グループとして「温暖化」でも「先端農業」でも対応できるような、努力をするということであれば、仲間も集まってくるに違いない。

JETO・技術経営責任者協議会の講演会でも、ハウス農業の高辻先生を招いて、今後の農業の話をしていただいているが、高辻さんは日立の照明機具の農業利用を含めると、30年も研究してきた専門家である、高辻さんという虎の威をかりることは、慎みたいものだ。

主張提言 2009.11.18.「考えていること」(森田裕之 / Yuji Morita)

私のようなオールドエンジニアにも、技術情報がドンドン送られてくる、神様がどんどん忘れさせてくれるので、最近は速読で済ませている、大体他人が何をやっているのか、気にならなくなった。

私は付き合っている会社のエンジニアとは競合しないことにしているのだが、その会社には何か提案しないと、お金がもらえないので、何時もそれなりに社員の考えそうもないことを、考えている。

最近は、マイクロ・ナノ微粒子(バブルもここに入る)、大気圧プラズマ、イヤシロチ、と3つのテーマに、ceaの諸君が大勢参加してくれるようになって、非常に嬉しい、どうしてって、あまり普通の会社員には考えられない複数の組み合わせテーマが、少しずつだけど出てき始めたからである。

技術のテーマだけではない、技術コンサルタントとして「独立・自営」への道には、グローバル世界では、監査=audit
からの方法があるな、と気がついたのは、10年位前に、アメリカで保険会社から派遣されたauditorと仕事をした時のことだった。

技術監査人というテーマは、原田敬美君というシンボルを得て、今はドンドン動き出しているので、あまり心配していないが、役所・自治体の監査から、会社の監査という市場の開拓を、突っ走る人材を来年は見つけなければいけない。

主張提言 2009.10.25.(森田裕之 / Yuji Morita)
合格者の出自が、個人情報の保護法のせいで、調べられずに、新人の発掘が困難になったと言うのが大方の意見です。

NECの井上君も、社内の技術士会が何時の間にか半減していたので、あわてて潜在的な技術士の合格者発掘を始めたと言っています。

私は、技術士という資格のネットワークや、肩書きとしての効能があまり無いことに、合格者が気がついて、ほったらかしにしていると言うのが、真相じゃないかと、考えている。

技術士がCE・コンサルタントエンジニアからPE・プロフェッショナルエンジニアに替わった時で、技術士という技術者のロマンが、空洞化したことに、世の中が追いついてきたのだ。

私の経験・見聞では、如何なる独立・自営の商売でも、専門家からコンサルタント的な業務へと進化していかないと、業者として一家を成すことは、難しい。
独立自営業者としては、PEはスタート、CEが出来るようになって始めて看板を張って生きていけるのである。

主張提言 2009.09.27.(森田裕之 / Yuji Morita)
シニア諸君、後進の育成を本気で考えよう。

私はこれまで、技術コンサルタントと言う仕事は、他のサムライ商売と違って、個性で売る面が強く、イソ弁や医者のような後進の育成方法は、ありえないと考えてきたが、最近同世代の生き残りの友人達と、これからの独立・自営の技術士諸君の行く末を、つらつら議論する機会が増えてきた。

原田敬美君の率いるNPOが、役所の監査の仕事の現場に「陪席」と称する見物人を、参加させてもらう方法で、新人教育をやっているが、非常に効果的な新人の育成方法である。

私は今後、意識して新人諸君をつれて、人に会うことにした、独立したり独立の予行演習で、会社訪問をしたり、人に会う時に、私を連れて行ってくれれば(時間さえあれば)、技術コンサルタント商売の仕事の作り方を、実地に教えてあげるから、ceaの諸君は声をかけて下さい。

専門分野のシニア技術者から、技術コンサルタントへの変身の道筋が、一番肝心な所なんだけど、これができるようになると、一人前なんです。

今後しばらくの間、技術士の論点の研究会で、生き残りのシニア諸氏にお願いして、それぞれの「後進の育成」を話してもらうことにしています、期待してください。

主張提言 2009.08.30.(森田裕之 / Yuji Morita)
8月29日(土)は朝からNPO・技術フォーラムのシンポジュウム、続いて「技術には専門の監査が必要だ!」いわゆる監査本の出版パーティが、新橋の新橋亭で開催され、40名参加した。

日刊工業の鈴木編集長が、「この本は、NPOの活動の一環として出版されたのですから、NPOの活動に合わせて売れ行きが決まります」と、祝辞のようなハッパをかけられました。

シンポジウムやパーティを通して、NPO・技術フォーラムのここ3年くらいの活動が少しは世の中に理解されてきたかなあ、と言う感慨があった。

新しくこのイベントに参加した、新人諸君は「技術監査人・TM」という資格の主張や、現在の役所・公共団体の監査業務、中小会社の監査業務、監査業務とコンサルタント業務の違い等など、独立・自営のプロフェショナルとしての数少ない先輩方から、今後実際の仕事を通じて、勉強・身につけて欲しい。

技術士資格は今でこそ技術系の国家資格の一翼を担っている、エンジニアなら関心を持つ資格の一つだが、第二次大戦後職の無いエンジニアが先進国のコンサルティング・エンジニアという人達の活動を「技術士」という日本語に翻訳して、技術士会というグループ活動をしていたが、1957年に、当時の科学技術庁管轄の国家資格に法制化されたという歴史があります。

現在の技術士は大企業の社員でないとなかなか取れないとか、技術士を必要としているのは、実際は中小企業であるとか、独立・自営のコンサルタント業では、若い人ではなかなか飯を食うのは難しいので、どうしても年金世代の経済的に余裕のある人しか出てこない、等々難点・矛盾・悲観的な議論が絶えない。

私は何故かこの独立・自営のコンサルタント業が大いに気に入っており、こんな面白い商売は無い、位に惚れ込んでいる、1972年から始めて37年にもなるが、飽きる所が無い。

最近、ある会社に「私を監査役か監査人として一年間雇ったらどう?」と売り込んでいる、せっかくNPO・技術フォーラムで勉強して身に就けたauditorの立場で、会社と付き合ってみたい。

主張提言 2009.08.11、監査の話(森田裕之 / Yuji Morita)

最近、技術監査人に関わる本を、日刊工業新聞社から出したのは、我々の仲間でもシビル関係の諸君のグループ・NPO「地域と行政を支える技術フォーラム」http://www.cea.or.jp/efsca/である。

ここの活動をしていてわかったことは、地方の自治体では、公会計と称しているが、いわゆるBS/PLの形式で、経営指標が作られていない。

そこで、技術フォーラムとしては、

貼り付けー

技術フォーラム会員各位

本日の月例会にて進めることになった、各自治体のB/S、P/Lを地域ごとに比較分析するワーキンググループを公会計研究会として立ち上げ、当面私がとりまとめることになりました。

本日月例会に出席されなかった方には、本研究会発足の経緯や理由などがよく分からないかと思いますが、とりあえず既に原田理事長が行われた分析の資料(地方財政のコピー)をHPにアップしましたので、ご覧ください。
このような分析を東京26市の他、埼玉、神奈川などに拡げて行こうということです。

雑誌のコピーですのでパスワードのいらない「話題」のページに掲載しました。
この資料をご覧になって、本研究会に参加を希望する方はご連絡ください。
まだ、どう進めるか全く考えていませんが、一緒に進めていきたいと思います。

石川明彦技術士事務所(AIPEC)
ishikawa@cea.jp

貼り付け終わりー

ということに成った。

ceaの諸君は、勿論技術フォーラムとダブっている諸君もいるが、このBS/PLを勉強するのは、応用範囲が広く、なかなか面白いので、この石川君のBS/PL勉強会に参加して、読み方を良く覚えると、これから技術コンサルタントの商売を始める諸君には、非常に役に立つので、ここに紹介して、ここの部分にだけでも参加することを、お勧めしたい。

主張提言 2009.07.31.(森田裕之 / Yuji Morita)

技術士の社会での認知度が低い、多分法律に書き込まれている業務が少ないからだろう、という議論は、私が技術士会に入った頃からあり、今でもなんかの拍子に,蒸し返されている。

どんな団体でも、こういう世の中へのアピールの役割は、シニアの仕事に決まっている、若い人は自分の仕事を確立することに忙しくて、業界の為になんか働く余裕は無いし、勤め人の諸君は、そんな余計なことに血道をあげるわけには、勤め先が許してくれません。

主として「役所の監査」の仕事を追及するために3年前に作ったNPO・技術フォーラムは、最近「技術監査人は技術士の職域である」というスローガンの下に、役所・企業の定年後の技術士資格者に研修・陪席の機会を与えて、自分の住んでいる地域の役所の監査の仕事をやったらどうだ、という提案を実施始めた。

先進諸外国での監査=auditというのは、日本語で言うと「外部からの監査」なのだが、何故か日本では、役所も会社も監査人は内部の人か、内部の出身の人が監査役と言うポジションを独占してきた歴史がある。

組織の不祥事の激増とか、会社法の変更によって、監査人の社会的な立場がようやくはっきりと知られてきた。

団塊の世代の定年技術士が、大量に出てきたが、我々は彼等に、自分の住む地域の技術分野の監査に興味を持ってもらい、監査人の立場で地域の住民として、政治や行政に参加して、技術士ここにありと、役に立ってもらえば、自然と「社会的認知が深まる」に違いないと信じている。

主張提言 2009.06.25.森田裕之 / Yuji Morita
研究会を本気で自分たちの役に立てるようなものする為に、今年から「補助金の申請をグループで」やることにした。

MNB研究会に土木・建設の諸君が参加した途端に、土壌汚染・液状化・泥水処理・セメント搬送などのテーマが目白押しに出てきて、高堂君・世話人がまとめることになった。

プラズマ研究会でも、微粒子問題研究会の諸君とジョイント・ステアリングを始めたが、早速「循環水が腐る問題、クーリング・タワー水や機械加工のクーランとが腐る問題、これらを化学添加剤と称する人間に有毒な添加剤では、やっていけなくなった」問題に、プラズマ・MNBでの実証設備と実験プランを、藤田君・世話人がグループを作って、補助金に申請することになった。

世話人は複数のグループのステアリング委員として、あちこちを睨みながら、申請書類を作ってもらいたい。
これが私の言う「コーディネーター」という役割の具体的な姿である、高堂・藤田君はまだ若いから、ご苦労さんだけど、私が全面的に協力するから、頑張ってください。

今回の私の主張は、技術士が専門家として仕事をすることに、cea等のグループ・組織を利用しようとする人を、排除したり無視するつもりは無いが、仲間内の世話人で汗をかく気分のある初心者を、援助するつもりである。


主張提言 2009.04.22.森田裕之 / Yuji Morita
技術士資格保持者と言っても、色んな人が居る、大学の理工学部の卒業生は、世間の人はエンジニアだと思っているが、半分くらいが、いわゆるエンジニアの仕事に従事することになり、又その半分くらいが10年位経って一人前の技術の専門家になる、というのが現実の世の中というものだろう。

技術士という資格は、アメリカのプロフェショナル エンジニア・PEという制度に倣って、一人前のエンジニアであることを客観的に証明することによって、エンジニアの社会での流動性(・就職・独立)を担保するために、作られた資格である。

私は、たまたま32-3歳から独立・自営の技術コンサルタントの道を歩んできたが、組合・ceaに参加してくるメンバーの背景は本当に色々である、組合・ceaのようなグループ活動への期待、要請はメンバーの年齢や背景でドンドン変わっていく、例えば現在の私の興味は、クロスオーバーしたグループでの技術テーマの研究会(見学会・講演会・研究補助金の申請など)が幾つ作れるか?である。

どうしてかというと、自分がシニアになって判ったが、工場見学が非常に面白く感じるようになった事実がある、大げさに言うと、工場の現場から世界が見える、という感じがする。

技術テーマの業界・学会での先端の講演会というのも、面白く感じるようになった。

研究会を作って運営を始めてみると直ぐ判るが、会社の若いエンジニア、その道のシニア・OB、大学の研究者、コーディネーターとしての技術コンサルタントという立場が出現する。

どうやら、私の余生は、技術コンサルタントのインキュベーションという、あまり例を見ないテーマへのチャレンジということに、進みつつある。

主張提言 2009.03.14.森田裕之 / Yuji Morita

3月12日には、早稲田の産学連携活動の一環で、女子医大との医学と工学の一体教育の現場である、新設の河田町のキャンパスの見学会がありました。

早稲田サイドの推進人物の梅津教授は、私の卒論指導教授で仲人だった故・高橋利衛の弟子の故・土屋喜一教授の弟子と言う関係なので、このキャンパスの話は、本人から何回か聞いていたが、今回初めて現場の見学をしました。

500万円のお金を大学が用意すると、国をはじめとする補助金等で3000万円の機械が買える、という環境を作り出して、膨大な世界の最先端の医療器械を買い捲って、学生に使ってもらっていると言う、ある種、技術者の夢のような現場を見せてもらいました。

私が感慨深いのは、この構想は高橋先生が、大学オーケストラの縁で、女子医大の故・榊原教授との親交を深め、機械・人工心臓というテーマがスタートしたという50年前の話を良く知っているからである。

高橋先生には、自動車はモーターになるぞと、エンジンの研究者にも、電気工学の勉強会への参加を呼びかけるとか、先を見たエピソードが沢山ある、伝説が沢山残っています。

私が30数年前に独立・自営を始めて、国立駅の近くの2000坪もある先生のお屋敷に、挨拶に行った時は、あまり話は無かったのですが、私が思ったより頑張って続けているので、他の人には日本でもコンサルタント業なんていうのが、出来るようになったのかなあ、と言っていたそうです。

世の中が変わるようなことには、先人の色んな積み重ねがある、とは判っているようで、上記のような実例を知らないと、なかなか理解できないものだねえ。

私は何とか10個の研究会を世の中に残して、おさらばしたいと思います。

微粒子ゴミ・プラズマ・MNB・セキュウリティロボット・活性汚泥レス・微小サビ・ーーーー。

主張提言 2009.02.19.森田裕之 / Yuji Morita(090210)

私は、自分が選んだ独立・自営の技術者の生き方が大好きである、だから定年までしっかり会社に居て、辞めてから第二の人生として独立・自営の業を選んだ諸君よりも、若い頃から会社を飛び出して、この商売を始めた後輩を見ると、私なりに本気で味方になってやろうという気になります。

二回りくらい若い、独立して数年たったT君が、仕事に関する漠然とした悩みを話してくれたので、私の最近の経験と、これまでの私自身のサービス業としての技術士業の話をしておきました。
T君の悩みは、仕事はまあまあ有るし、会社に専門家が不足しているので、臨時雇いというか、日雇い的な仕事が多く、専門家としての勉強も年齢と共にきつくて、最近将来に不安を感じているということだった。

私は、誰でも独立・自営業は、最初は日雇いからはじまるのじゃないかと思います、知り合いや人伝てに「お呼びがかかる」というような仕事の取り方を、続けていれば、日雇いからは抜けられないと思います。
勿論、日雇いの単価を上げていくビジネスモデルもあるでしょう、芸能人はそういうやり方なんでしょう。

私は、独立して数年たって、なんとか日雇いからの脱却は出来ないかを考えました、自分自身が提案型・新し物大好き人間なので、どちらかというと、コーディネーター的に、専門家や専門会社を集めてテーマの研究・追求するというスタイルで、クライアント会社と付き合ってきました。

ここ2-3年前から、組合・ceaに10個の研究会を作ってやるぞ、と宣言しましたが、これが私自身の独立・自営の技術コンサルタントの方法の集大成なのです。

私は、私の方法が誰にでもうまく行くとは思いませんが、興味ある人は、自分の専門分野での、自分だけでは解決できそうも無いテーマを複数考えて、私に相談かけてください。
私は、人集めや会社集めに協力出来ると思います、最近新人によくわかるように、私なりに力を振り絞って、国の補助金のプロジェクト(型内塗装)に取り組んでいます。
若い諸君に、私が采配を振るコーディネーターの実際を見てもらっています。

続けて3-4の研究会が立ち上がってきました、世話人やステアリング委員に参加していれば、自然に付き合いが飛躍的に拡大します、ここで仕事が作りだせるのです。

「世代の交代」森田裕之 / Yuji Morita(090210)

昨年来、たて続けに亡くなったり、引退する組合員が出てきた半面、MNB研究会の世話人・佐々木君をはじめとして、掛川君、藤田君、最近では山嵜君、沖津君が組合員になりました。

組合には、年会費を払い、組合の事業にも参加できる、ネット会員という制度があって、組合員も大方の会員はネット会費を払って、ceaのホームページ情報を活用しています、だから若干の誤解を招く向きもあろうかと思うが、組合員とネット会員とは、「信頼性」と言う点から言うと格段の違いがあります。

具体的には、ceaのnetworkを通じて、人集めをする、研究会を催す、仕事をすることは、組合員
しか出来ません。

大不況と世代交代と、いろんなことが一度に始まって、世の中が変わるときというのは、こんなものかと、感慨深いものがありますが、昨年来10種類の研究会を作るぞ、と宣言した私ですが、ようやく半分くらい出来かけています。

新しいテーマは矢張り新しいメンバーに引っ張っていってもらうしか、現実的ではないでしょう、こればっかりは、私がわあわあと主張しても、出来るものでもありません、人との出会いとか、運命というような、世の不条理な動きのなかから、生まれてくることでしょう。

今回は、主張というより、年初の願望といったところです。

「技術士独立養成講座は進化している」 森田裕之 / Yuji Morita(090122)

このところ例年5月には、組合・ceaとしては、恒例の技術士独立養成講座を開催している。
月初めの土曜日10時半からの月例会では、最近独立した先輩の話を聞くことになっているが、年に一度は、纏めて色んなタイプの講師が、それぞれ独自の角度から「独立・自営への道」をレクチャーすることになっている。

今年は、長年勤めた会社を辞めて、完全に独立する前段階に、「産学連携ゾーン」という中間エリアがあるという情報と、技術監査人という切り口で、役所や会社の業務監査分野が、我々独立・自営の技術士の職域として、装いを新たに出現した、という実態を紹介する。

組合・ceaのネット会員は、独立・自営に興味を持つ技術者ならば、紹介者があれば「自己紹介」のみで参加できる、本気で独立する気になったら、養成講座に参加してください。

「若い新人は先輩の真似をしろ」森田裕之 / Yuji Morita(081222)

この前の12.03の主張提言では、定年技術士へのアドバイスをしたが、今日は若い人へのアドバイスをしたい。
若い人は、独立・自営の先輩に付きまとって、あわよくば先輩の仕事の現場で、先輩を観察するとか、とにかく先輩の生活を真似することが、早く一人前になる近道である。
といったことから、NPO・技術フォーラムでは、一人前の「技術監査人」を育成する為に、講師を招いた研修会と、先輩が実際に役所・会社で監査をしている所を「陪席」できるようになっている。
以下に、最近独立した若い掛川君の体験メールを転載する、
貼り付けー
原田様、NPO技術フォーラムの皆様
 お世話になります。掛川です。
先日(12/19)、
日光市で建築の技術監査に陪席させて頂き研修をしてきました。
初めての技術監査立ち合いで、監査する内容、仕事の進め方、役所の方々とのやりとり等多くのことを学ばせて頂きました。大変いい経験になりました。ありがとうございました。
技術監査は、まさに独立自営の技術士にふさわしい仕事だと認識しました。
陪席を重ねて、はやく自分で独り立ちできるように頑張っていきたいと思います。
よろしくお願い致します。
                                掛川昌俊

貼り付け終わりー
この前の12.03の主張提言では、定年技術士へのアドバイスをしたが、今日は若い人へのアドバイスをしたい。
(中略)
もう一つ、技術打ち合わせ現場に、若い勝部君達が陪席しました、そのときのメールを下記に、転載します。
貼り付けー
森田 様
ほんとうにありがとうございます。
現在,弊社にも月1回,コンサルタントが来て指導をしてもらっていますが,新しい内容提案というよりは,担当者がやった仕事の内容の評論と,昔自分がやった仕事との話と,新聞,雑誌記事の内容の話がほとんどです。
どんなやり方をされるのか不思議でしたが,少しの覗かせていただきありがたく思っております。

                        以上/勝部 展生

貼り付け終わりー
勝部君はまだサラリーマンだが、独立・自営への意欲満々である、こういう後輩を育成するのが、先輩である我々の責任といってもいいだろう。

バナースペース

技術士協同組合

〒101ー0062
東京都千代田区神田駿河台2ー1ー19ー308(大治法律事務所内)

TEL 03-3233-2061
FAX 03-3292-7498