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技術士協同組合は1976年設立の文部科学省認可の事業協同組合です。



CEA:Consulting Engineers Associates

キャリア登録・参照

大塚政尚

会員関係者相互の理解と仕事に役立てるために、会員名簿および提供技術を用意しています。
技術コンサルタント業務や、各種研究会、技術評価などの仕事を、会員関係者相互の協力で推進に寄与することを目的としています。
名 前: 大塚政尚

大塚政尚氏ビデオ動画
生 年 1947年
最終学歴・学科名 群馬大学・工学部
主要資格(資格名、分類、レベル) 技術士(機械)
語学 英語中級
主要業務経歴
専門分野
興味ある分野
コンサルタントとしての実績・受託業務内容 大塚氏は機械部門の技術士で、大手電気メーカー勤務を経て独立後、(株)スノーヴァという会社を起業。2000年にはマザーズへ上場した。独立は、技術士協同組合の森田理事長の言葉がきっかけだったとのこと。

これから独立しようとしている技術士に向けて次のような話があった。
 ・畳の上の水練では上達しない。独立開業して成功するには、開業してから失敗を経験して試行錯誤していくしかない。
・自分のやってきた技術だけでは食えない。会社を辞めたら会社でやっていた技術は1年もすれば会社に残っている後輩に追い越される。人がやらないことを探してそれを仕事にする。

これからは、技術をベースとした企業経営支援、特に中小企業の企業再生、事業再生が狙い目であるとのこと。経営者が高齢化し事業継続が困難になっている中小企業が多い。その中で優良企業は別の会社が買収してしまうが、普通の企業は売れず、赤字企業はどうにもならない。危ない会社には銀行も手を出さない。こういう企業、事業の再生は従来、弁護士、公認会計士、税理士などが手掛けてきた。しかし、彼らにはものづくりの技術的な部分が分からない。そこに技術が分かる技術士の仕事がある。

このような企業との「出会い」がある場所として、
・帝国データバンクの資料(評点が45点以下のところ)
・金融機関
・事業引継ぎ支援センター
・DIPファイナンス
などの説明があった。

今後の技術士協同組合での活動の提案として、
・技術経営実践者(技術経営責任者)の発掘
・技術経営実践者の養成/育成
・DIPファイナンス対応ネットワーク(DBJ/地銀/信金)
・技術士以外とのネットワーク(弁護士/会計士/税理士)
・技術士協同組合内での勉強会(弁護士/会計士/税理士の参加)
などの説明があった。また、本日の研究会に同席した、大塚氏と企業再生の仕事で連携している弁護士、DIPファイナンス専門家の紹介があった。

新規開業技術士支援研究会終了後、引き続き開かれた「インキュベーション研究会」でも新たな組合の活動にすべく議論され、事業再生を手掛ける技術経営実践者を発掘育成する活動を定期的に行っていくこととなった。