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技術士協同組合は1976年設立の文部科学省認可の事業協同組合です。



CEA:Consulting Engineers Associates

キャリア登録・参照

鐘ケ江正巳

会員関係者相互の理解と仕事に役立てるために、会員名簿および提供技術を用意しています。
技術コンサルタント業務や、各種研究会、技術評価などの仕事を、会員関係者相互の協力で推進に寄与することを目的としています。
名前 
鐘ケ江正巳(電気電子)
動画  鐘ケ江氏ビデオ動画
概要 鐘ケ江氏は独立して20年余りになる電気電子部門の技術士である。大手電気メーカーに勤務していた頃から技術士協同組合に参加し、先輩の助言を得て半導体の勉強会を作り仲間を募った。その勉強会の人脈が独立の際に大変役だったそうである。
現在は「ヘルスセンシング」という会社を経営している。薄膜センサーを椅子やベッドに敷くことで呼吸や脈拍を測り、そこから脳の活動がわかるというものを開発している。
サラリーマンと違い、労働対価という考え方はしない。成果が出て、はじめて収入になる。したがって、お金に困っている状態では新規事業はできない。
技術士も、営業活動をしている間はお金にならない。しばらく営業した結果、コンサルタント契約等を結んで収入になる、という一連の流れを事業と捉える必要があるとのことである。
また、コンサルタント時代の失敗例の紹介があった。大手電機会社の研究所の仕事で派閥争いに巻き込まれたり、コンサルタント先メーカーのキーパーソンが辞めてしまった原因にされた経験があるとのこと。また、特許裁判で相手に情報を漏らしたという疑いをかけられたこともあるそうである。独立自営でコンサルタントをするためには、中立性が大切ということが身に染みたとのことであった。